自己嫌悪を
よくするあなたも
あまりしないあなたも
こんにちは。
インタビュー中になぜかPCが再起動して焦り杉田です。
1週間お疲れさまでした!
えーと、今回は、「クライアントさんインタビュー」をお届けします。
「すごい自己嫌悪を感じる」と悩んでおられた、
「Sさん」 にインタビューさせていただきました!
(ご本人の許可をいただいて掲載しております)
悩んでいた頃のSさんはどんなことで悩んでましたか?
あの当時は 外資でバリバリ働いていて、仕事に疲れきってたんですよね。朝起きれなかったり、行こうと思えば行けるんだけど、ついつい仕事を休んじゃったりとか、そんな自分にすごい自己嫌悪を感じて、なんて自分はダメなんだろうって。
まわりの同僚は、仕事をちゃんとこなしているように見えたり、うまい具合に肩の力を抜いてやっているように思えて、「なんで私はそういうふうに働けないんだろう?」みたいなことで悩んでました。
そこからどうやって、私のところにたどり着いたんですか?
当時の同僚がFacebookで杉田さんをフォローしてて、杉田さんのFacebookの投稿に「いいね」を押したのが流れてきたんですよ。そこから杉田さんのブログを見に行ったら、 「えっ、なんで私の気持ちがわかるんだろう?」って思って。
それでお会いしたいなと思ったけど、セラピーはちょっとハードル高いなと思って、まず「お茶会」に参加したのが始まりですね。
お茶会、恵比寿でやってたころですよね?
そうでしたっけ?あまり覚えてない(笑) その後、ワークショップを受けてからセラピーも受けたんですけど、当時の私にはセラピーはちょっとしんどかったんです。でもセラピーの時に言われた言葉を未だに時々思い出すんですよ。
「朝起きて、会社行きたくないって思っちゃって、なんかついつい休んじゃいました」みたいな話をした時に、「でも気持ちは間違ってないですよね」って言われたんです。 その時、ハッとしたんですよね。「あ、たしかに気持ちは間違ってないな」って。あの一言は衝撃でした。
そこからSさんは、どういう感じで元気になっていったんでしょうか?
セラピーを受けて、杉田さんのワークショップも全部参加して、本当に杉田さんのワークショップやセラピーは素晴らしいなって思ったんですけど、私はそこで出会った人たちに、すごく助けられたと思うんです。そういう方たちとつながって、時々みんなで集まったりして。
はいはい、みなさんで集まってましたよね
はい、最初に「お茶会」に参加した時から思いましたけど、安心安全な場所で、自分ダメだなっていうことも、ネガティブなことも、みんな優しく聞いてくれる、受け止めてくれる。否定もせず、変に無理にポジティブに励ますわけでもなく、本当に黙って聞いてくれるみたいな、あの関係性の中で徐々に徐々に癒されて、自分自身を認められるようになったって感じですね。
それわかります。私も心理のワークショップで良い仲間たちに出会って、その人たちとの対話の中で癒されました。自分の話をみんなが静かに受け止めて聞いてくれるって、ふだんの生活でなかなかない体験ですよね
そうですよね。そういうのをたくさん経験している間に、私も癒されたり、自分の良いところに目が向けられるようになったと思います。
ところで、Sさんは、元気になるために意識的にやったことはありましたか?
私の場合、それはないですけど、コロナ禍になったタイミングからすごく変わった感覚があるんですよ、「自分ってこういう人間だったんだな」みたいな。
それはどういうことでしょう?
杉田さんのところに集まる人って、オタクっぽい人も多いじゃないですか(笑) なにかにすごくハマってるたいな(笑)
多いですね(笑)
でも私、あまり「ハマる」ってことがなかったんですよ。だから、みんながハマっている感覚をいいなとは思うけど、「自分はハマるタイプの人間じゃないんだ」ってずっと思ってたんですよね。
だけど、最近すごくハマるものがいろいろ出てきて 山にハマったりとか 平井大っていうミュージシャンにもハマってるんですけど、そこまで誰かのファンになることなんてなかったなって思って。
いいですね
あと、最初はウクレレからはじまって今はギターの弾き語りをしてるんですけど、それもぜんぜん想像してなかったと思って。自分なんかそんな楽器やるとも思ってなかったし。
あと、会社でプレゼンとかすると、よく褒められたんですよ。「すごくわかりやすいね」とか、「聞きやすい」とか言われることがあって。で、「もしや自分は話すのが得意なのかな?」って思って、ちょっとインスタライブしてみたり。
そう、インスタライブするような方とは思ってなかった(笑)
自分でもそう思ってたんですよ(笑) だけど、「あ、自己表現が好きなんだな」と思って。私は、「書く」より、「口で話して表現する」のが好きなんだなっていうのが、コロナ禍になったタイミングぐらいで、すごく自覚したんですよね。
当時コロナになる前って、ふつうに会社に行くのが当たり前だったじゃないですか。それがコロナ禍になって在宅勤務とかするようになって、めっちゃ快適だったんですよ。
会社に行った時には自覚はなかったけど、人がいるとあんまり心地良くないってことを在宅勤務してみたら自覚するようになって 、さらに自分らしく生きられるようになりました。
「同じ環境にいるとわからないけど、違う環境を体験したから初めて見えてきた」みたいな感じでしょうか?
はい。それから、友達から、ちょっとしたハイキングみたいな森探検に誘われて何回か行ったり、そこではウクレレサークルもをやっていて 平井大の曲を弾き語りしていたんですよ。それで「平井大」っていう存在を知ってハマって。で、そしたら平井大ファン繋がりで推し友みたいなのができたんですよ。
なんだろうな、シンクロニシティみたいな感じですかね?自分がハマるものに、ポンポンポンって次々と出会えたみたいな感じだったんですよ。
お話をお聴きしていると、だんだん自分の好き嫌いがわかってきて、それに従っていいんだ、みたいな流れを感じるんですけど
そうですね。当時の悩みでいうと、「朝起きれないとか、会社行きたくないっていう気持ちを思ってしまうっていうことは、しょうがないんだ」みたいな感じをだんだん認められるようになりました。
で、「まわりの世の中をうまく渡り歩いてる人や社会や組織の中でうまくやってる人と自分は違う」というか、社会のレールに乗り切れないタイプの人間なんだなっていうのを徐々に認められるようになったって感じです。
最初はそれを認められてなかったですね。「自分もできるはずだ」みたいに思ってて。それはきっと頑張りが足りない努力が足りないって本当に長い間そう思ってました。
わかるなぁ。私も「変えられるものと変えられないものがある」ってことにだんだん気づいてきて、変えられないものに関しては健全にあきらめて、「手持ちのカードで戦うぞ!」ってなって今に至るんです。
それでは最後に、Sさんが当時の悩んでたころの自分になにか言葉を贈れるとしたら、なんという言葉を贈りますか?
うん、当時杉田さんに言われた言葉ですけど、「自分が思ったり感じていることは間違ってない」っていうことかな。
そう、元気になった人の最終的な答えって、シンプルな答えにたどり着くんですよね。「ありのままの自分を認める」とか。でも結局それが腑に落ちるのが、その人にとってどのタイミングなのかってことなんですよ。 だから、そのタイミングにない人は、たとえ答えを聞いても響かない
そうですね、あとは、自分が言ってることを黙って聞いてくれる仲間がいたっていうのは すごく救われたんだなと思いますね。
やっぱり、「良い仲間を作ろう」ってことになるんですね。そういう仲間って、どういうところで見つけられると思いますか?
今の時代ってSNSがありますよね。そこで見つけることができるんじゃないかと。私が平井大にハマったって話で、私もSNSでファンの集まりを知りました。そこの平井大ファンの人はいろいろな年齢の人がいますけど、やっぱり「類は友を呼ぶ」じゃないけど、 杉田さんのところで出会った人たちに通じるものがある。めっちゃ明るい、めっちゃポジティブとかっていうタイプの人じゃなくて、優しい人が割と多いんですよ。
「自分が惹かれるものと同じようなものに惹かれている人は、自分と合う確率が高いかも?」ってことでしょうか?
そうだと思います。
自分で動いたからこそ、そういう人たちにたどり着けたんですね
【インタビュー後記】
いやぁ、Sさん、お元気そうでなによりだなぁ。
今回、Sさんのお話をお聴きしているうちに、私が少し前にアップした
「悩んでいる人は、真実を見て見ぬフリしている」
という記事を思い出しました。
(まだこの記事を読んでいない方はコチラからどうぞ)
悩んでいる人って、自分が認めたくない「なにか」があって、それを見て見ぬフリして生きているんですね。
でもSさんも、その認めたくなかった自分を認めたら、その奥に「もっと自分らしい自分」を見つけたのではないでしょうか。
それから、Sさんのいう、「仲間に助けられた」ってことは、ホントその通りだと思います。私にも同じような体験がありました。
(杉田の仲間に助けられた体験はコチラからどうぞ)
あ、そうそう、「仲間を作る」ってことでいえば、私も、【正しいネガティブのススメ押し】の仲間に会えるイベントやってますからね!
Sさん、今回はインタビューを受けてくださり、本当にありがとうございました!
それでは今回はココまでにします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!
【追伸】
もしこの「クライアントさんインタビュー」にご協力いただける方がいらっしゃいましたら、詳細はコチラをご覧くださいね!