「長く続ける」ということ

「長く続けること」が、

得意なあなたも
あまり得意でないあなたも

こんにちは。

持ち帰りの寿司が自転車のカゴで倒れてイクラが飛び散り杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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えー、どうでしょう、みなさんは、なにかを始めると

それを長く続けられるほうですか?
それとも、あまり長く続かないほう?

あ、なんでこんなことをお聞きするのかというと、私、先日、起業している方たちの前でお話をする機会があったんですけど、ご参加いただいた方から、

「ブログを長く書き続けるコツはなんですか?」

っていうご質問をいただいたんですね。

で、なんとか役に立つ答えを言おうと、長く書き続けてきたコツを言語化しようとしたんですけど、最終的に私から出てきた言葉は、

「長く書き続ける理由があるから」

っていうコツとは言い難い答えになっちゃったんですよ(笑)。

でもそう表現するしかない気がしたんです。

ではその、私が「ブログを長く書き続ける理由」ってなにかっていうと、

やっぱりみなさんから、

「杉田さんのブログを読んで元気になりました」
「ブログのファンです」

みたいな嬉しいフィードバックをいただくと励みになるし、「人の役に立ててるのかな?」って自分の存在意義を感じられるから書き続けていると思うんですね。

でもそれだけがブログを長く書き続けている理由じゃなくて、もう1つの理由は、

「この仕事を続けていくのに、ブログを書くのは必須だから」でしょうか。

もしブログで発信を続けてこなかったら、この仕事、先細りすると思うんですよ。それを避けるために書き続けてきたという面もあると思います。

あ、ちなみに人が行動する動機って、

① 欲求を満たすため   「○○したい」
② 苦痛から逃れるため  「○○になったらマズイ」

の2つしかないんですけど、

私にとって「ブログを長く書き続ける」というのは、

① 欲求を満たすため   「人の役に立っている実感を得たい」
② 苦痛から逃れるため  「この仕事が続けられなくなったらマズイ」

と、「① 欲求を満たす」と「② 苦痛から逃れる」、つまりプラス・マイナス両面から「やる理由」があるわけですよね。

でももし私が、ブログを書いてもぜんぜん反応がなかったり、
ブログを書こうが書くまいが売り上げが変わらなかったら、

ここまでブログを書き続けられなかったと思うんですよ。

だから私がブログを長く続けていられるのは、「コツがある」わけではなく、「理由がある」って感じになるんです。

 

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あ、でも今回のことを通じて思ったのは、

「長く続けるコツってホントにあるのかな?」

っていう疑問だったんですよ。

いや、この話、「長く続けるコツなんて存在しない」とか、そういうことを言いたいわけじゃないんですよ。

誰かが「長く続けるコツは〇〇です」って言えば、それがその人の中ではコツってことになりますし、もちろんコツを知ることで長く続くこともあると思いますから。

でも実際に、あなたが長く続いていることを例に考えてみると、たとえば、

「歯磨きを長く続けてこられたコツはなんですか?」

って聞かれても答えづらいじゃないですか(笑)。

もし私がその質問に無理やり答えるなら、

「歯磨きは、疲れている時はちょっとメンドクサイと思う時もあるけど、歯は健康に生きていくうえで大切だから仕方なくやっているうちに、やればやったでサッパリするし、それがいつの間にか習慣になりました。
なので、歯磨きを続けるコツは、『歯の大切さを理解すること』です」

とか言うかもしれないけど、こういう答え、歯磨きを続けるのが大変な人の役に立つ話なんですかね?(笑)

ブログを長く続けるコツを言葉にしたとしても、この歯磨きの話と同じような感じになっちゃう気がするんですよ。

あ、このブログでおなじみの為末大さん

人間は物心ついたときにはすでに剪定がある程度終わっていて、自分の意思で自分が何に特化するかを選ぶことができない。
いざ人生を選ぼうというときには、ある程度枠組みが決まっている。

なんて言われているように、

私も、「自分が続けられるものなんて、その人の中である程度決まっていて選べない」って思ってるんです。続くものは続くし、続かないものは続かない。

あ、ちなみに私も、なんでもかんでも長く続けられる人間じゃないですよ。 今までの人生で、長く続かなかったことなんて山ほどありますし。

でもブログは、たまたま長く書き続けることができたってだけで。

それなのに、「長く続かない問題」って、

「頑張ってないから続かない」
「自分がダメだから続かない」

みたいな「能力の問題」にされちゃうことが多いし、

「コツがわかってないから続かない」

みたいに「要領の問題」として捉えることも多いけど、

私は、そういうことが「長く続かない問題」の本質ではない気がするんですよ。その人がそれを「それほどやる理由がない」ってだけで。

それでは最後に、私が先日したSNSの投稿をご紹介して、今回のブログを終えたいと思います。

 

「なんで続けられるのか?」という問いに対しての答えは、

「意志が強いから」
「根性があるから」
「ガンバリ屋だから」

とかではなく、単に

「続けられることをやっているから」

なんだと思う。

「ちょっと頑張れば続けられる」と思っても続かないことは、「続けられないこと」。「ちょっと物足りないな」と思っても続くことこそが、「続けられること」。

 

結局、長く続くかどうかって、「能力」とか、「要領」の問題ではなくて、「やる理由があるか」ですから、「やってみないとわからない」ってことなんですよ。

つまり、長く続けるのが苦手と思ってるあなただって、やってみたら「やる理由」が出てきちゃうかもしれないってことなんですよね(ニヤリ)

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

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Published by
杉田 隆史
Tags: 起業