「自分は間違っている」と
思っているあなたも
思っていないなたも
こんにちは。
ウォーキングしていたらかなり強めにトイレに行きたくなり、不測のエキサイティング・ウォーキングになり杉田です。
1週間お疲れさまでした!
えーと、私、個人セッション(心理セラピー)をしていると、
「転職したほうが良いのか、悪いのかわからない」
「面接で受かった会社に行っていいのかわからない」
「今のパートナーと結婚していいのかわからない」
のように、「決められない」という悩みを扱うことって多いんですよね。
で、そういう「決められない」という悩み相談の時、私は、
① その件だけ決められないのか?
② その件に限らず、いつも決める場面で決められないのか?
ってことが気になるんです。
というのは、そのどちらかによって、セラピーの方向が変わってくるからなんですよ。
まず、 ①に当てはまる方は、いろいろな角度から質問すると、自分の本音に気づいて答えが出やすいんですけど、
②に当てはまる方は、どんなに質問しても答えが出ないことが多いんですよね。
というのは、 ②に当てはまる方って、心の奥に、
「自分は間違っている」
と思いを持っていることが多いんです。
で、この「自分は間違っている」と思っている方って、なかなかやっかいというか、
「AとBのどちらにするか?」みたいに決める場面になると、
「自分がAを選ぶと、Bが正しいような気がしてくる」んですよね。
で、今度は「自分がをB選ぶと、Aが正しいような気がしてくる」。
なので、たとえば、そういう方が、私の個人セッションを申し込むと、
「個人セッションを申し込まなかったほうが良かったんじゃないか」
と思えてきてキャンセルするんですよね。
でもキャンセルすると、今度は、「キャンセルしないほうが良かったんじゃないか」と思えてきて、また申込みをする。
で、そうやって、申し込むと、また今度・・・
(私のところでは、そのように何度もキャンセルする方や、ご連絡なくキャンセルする方には、以降のお申込みは受付いたしません)
なので、「自分は間違っている」と思っている方って、
どんなに考えたところで、答えに納得できないんですよ。
というのは、
自分が間違っていると思っている人は、間違っている自分が考えた答えも、やっぱり間違っていると思うから
なんです。
となると、
「転職したほうが良いのか、悪いのかわからない」
「面接で受かった会社に行っていいのかわからない」
「今のパートナーと結婚していいのかわからない」
のように、「決められない」という悩みの相談の中には、
「その件が決められない」ってことに悩んでいるというより、
「自分は間違っている」と思っていることが「本当の悩み」って方が含まれるってことなんですよね。
だから、「決められない悩み」って、
①その件だけ決められないのか?
②その件に限らず、いつも決める場面で決められないのか?
をチェックするんです。
あ、で、そんなふうに「自分は間違っている」と思っている方って、子供のころの話をお聴きすると、
なんてことが多いんですよ。
要は、自分自身で判断する機会があまり得られず、自分に対する信頼が育まれていないんですよね。
だから、そういう方って、決める場面になると、
「自分の判断は間違っている。他の人の判断は合っている。
だから他の人の判断に従ったほうがいい」
って思ってしまうみたいなんですね。
あ、で、ここからちょっと話が飛びますが、人が悩む時って、
「『もう自分は、そういう人間じゃないんだ』って自分の内側からノックされている状態」
なんですよ。
エッ、「ぜんぜん意味がわからない」ですって?
ですよね。これ、どういう意味かというと、今回の話でいえば、
まず、その人がこれまで「決める場面で決めない」ってことをしてきたのは、
なんですよね。
たとえば、「決める場面で決めない」ってことをするメリットって、
「人に従ったほうが楽だし安心」
「自分で責任取らなくてよい」
「失敗しても、人のせいにすれば、自分がダメだと思わなくてすむ」
「人が良いと言うほうを選んたほうが、まわりからあれこれ言われなくてすむ」
とかだったりするわけですよ。
で、その人は、そういうメリットがあるから、「決める場面で決めない」をこれまでしてきたわけですけど、
人は、前はスキだったものが、なんのキッカケもないのにスキでなくなることがあるように、
時間が経つにつれて、自覚はないけど、いつの間にか自分が変わっていくことってあるんですよね。
なので、「決める場面で決めない」をしてきた人も、いつの間にか自分が変わってきて、
もう今では、「決める場面で決めない」をすることに、あまりメリットを感じなくなってきているんですよ。
スキだったはずのアーチストのライブに行って、「あれ?もう前ほどイイと思えないな」って感じる時みたいに。
なのに、今でもクセのように「決める場面で決めない」をやっている。
つまり、「決める場面で決めない」をしていて、そこまで苦しくなってきているってことは、
「まだ「決める場面で決めない」をやってるの?
もうお前はそういう人間じゃないだろ!」
って自分の内側からノックされてるってことなんですよね。
そういうのが、人が悩む時って、
「『もう自分は、そういう人間じゃないんだよ』って自分の内側からノックされている状態」
ってことの意味です。
さ、ということで、まとまりがない文章になってしまったので、最後にまとめますと、
ということでしたとさ。
それでは今回はココまでにします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!
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