「人の悩みを背負い込んでしまう」という悩み

個人セッション(心理セラピー)体験者の声

「人の悩みを背負い込んでしまう」

と悩んでおられたクライントさんから、
個人セッション(心理セラピー)の後にいただいた感想です。

(ご本人の許可をいただいて掲載しております)

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杉田さん

こんばんは。○○です。
改めて、先日は本当に・・・本当にありがとうございました!

父と母の離婚と家庭崩壊を止めたかったのに止められなくて、今までずっと背負い続けてきた重荷をようやく降ろすことができました。

怒鳴られ、叱られることが怖い。
誰かが怒って(怒られて)いるところに居合わせるのも怖い。

テレビドラマを見るのでさえ、修羅場のシーンがほぼ必ず訪れるから、怖い。

だから自分が怒られ叱られないように、常に気を張り詰め続けて、

誰かが怒り出しそうな雰囲気はいち早く察知して、
話を聞いたり、雰囲気をほぐそうとして、
周りに気を遣って全力で回避しようとし、

いつどこで発生するか分からない怒りに対して、ずっと身構え続けて、無理をし続けて、そのうち身も心も疲れ果てる。

その繰り返しの日々でした。

そんな打たれ弱い自分に対して自己嫌悪でした。
「図体デカいくせに、なんでこんなに弱虫なんだ」と、
よく思っていました。

そして、当時の父と同じように、
「精神破壊攻撃するほどの怒り」を自分自身も持っていることが嫌でした。
自分を傷つけた人たちと同じ過ちを、自分も犯してしまいそうで嫌でした。
だから、出来るだけ怒らないですむように「いい人」であろうとしました。

そんな生き方は無理でした。
自分のことではない、どうにもならないことを自分が何とかしようと無理矢理背負いこんでいたのだと、ハッキリ気づかされました。

今回相談させていただいた悩みは、私自身、頭ではある程度、原因も理由もわかっていました。

しかも、私が成人してからは、両親もかつてほどひどくなくなったし、今では仲もよくなったし、自分の関わっている仕事で克服できると考え、この悩みはもう済んだものだと思っていました。

でも、違ったんですね。
当時、一番苦しかった小学生の頃の私は、その後もずっと救われないまま、
あれほどまでの恐怖をずっと抱えたまま、
今の今まで心の奥底で、私に助けを求めていたんですね。

セラピーのおかげで、小学生の私の記憶が上書きされ、たくさんあった悩みの根本の原因に決着をつけることができました。
16年間、ずっと繰り返されてきた覚めない悪夢が、やっと終わった気がします。

誰にも話せない悩みだったので、今までずっと1人で考えて考えて戦い続けてきました。

だからセラピーを受ける以前から、悩みの正体は見えていましたし、理解もしているつもりでした。
怒られ、叱られたときの対処法も、いくつも用意して実践していました。

結局、1人で悩みとは戦えたけど、1人では悩みを癒せなかったです。

誰にも話せない悩みだったけど、杉田さんに聞いてもらえて本当に良かったです。

杉田さんからセラピーを受けるために私は上京してきたのだと、今は結構本気で思っています。

文章が長くなってしまいすみません。
感謝も言い尽くせません。

気づきや変化がみるみる溢れてきています。
また、近況を報告させてください。
本当にありがとうございました!

 

「子供は親に無条件の愛を持っています」から、 両親の仲が悪いと、その状況をなんとかしようと、奮戦する子供がいます。

そういう子供は、両親がケンカしないように気を配ったり、

落ち込んでいる親をフォローしたり、親のグチの聞き役になったり、

家族の前で面白いことを言って、雰囲気を和ませそうとしたり、

「自分が良い子にしていれば、自分の成績が良ければ、親が仲良くしてくれるんじゃないか」と思ってガンバろうとしたりします。

そうやって大人の面倒を見て、子供らしい子供時代を過ごせなかった子供は、

成長するにつれて、「自分よりも他人(の気持ち)」を優先する」

ようになります。

誰からも気に入られたい気持ちが強く、人からどう思われるか気になります。

人に甘えること、頼ることができず、誰に対しても「イイ人」でいようとします。

人に合わせてしまい、「欲しい/いらない」、「スキ/キライ」の意思表示が、できなかったりします。(断れない、NOと言えない)

心理セラピーでは、そのような、他人のためばかりに生きてきた人に対して「自分を優先」できるようにし、その人の元に人生を取り戻すお手伝いをします。

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