「やるか、やらないか」葛藤しているあなたへ

何がしたいかわからない

やりたいことを、「やるか、やらないか」、

葛藤しているあなたも
葛藤してないあなたも

こんにちは。

朝起きたら、枕があり得ない位置まで飛んでい杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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えーと、いつもブログでお話していることですが、私のセラピーには、「何がしたいかわからない」という相談で来られる方が多いんですけど、

私が、「ある質問」 をすると、一部の方は、すぐに「何がしたいか」がわかってしまうことがあるんですよ。

たとえば、こんな時じです。
(「杉」は、杉田、「ク」は、クライアントさん)

 

杉 「もしお金に不自由しなかったら、何をしますか?」

ク 「エッ、お金いくら使ってもいいんですか?
だったら、家を買います」

杉 「それからどうしますか?」

ク 「海外旅行に行くと思います」

杉 「それってどれくらい行っていると思いますか?」

ク 「まぁ、1年とかは旅行できないでしょうね。
長くても数ヶ月で帰ってくると思います」

杉 「その後どうしますか?」

ク 「うーん・・・・・バンドやります」

杉 「それが、「やりたいこと」ではないですか?」

ク 「あ・・・」

 

こんなふうに、「お金に不自由しなかったら」みたいな「制限をはずす質問」をすると、ハッとなるクライアントさんていらっしゃるんですよ。

自分が押さえていた本当の気持ちに気づくんでしょうね。

で、こういう質問で、「何がしたいか」わかってしまう人って、本当は、「何がしたいかわからないこと」に悩んでいるのではなくて

「何がしたいかはわかっているけど、それをやってもうまくいきそうにないこと」

に悩んでいるんですね。

本当は「ミュージシャンになりたい」と思ってずっと活動してきたけど、そんなんで生活できないし、そんな夢みたいなこと言っていられないから、

「ミュージシャンになりたいなんてことは、自分の「やりたいこと」だと思ってはいけない!」と、無意識に自分自身を納得させようとしているわけですよ。

他にも、たとえば、本当は声優になるために学校に行って勉強したいけど、この年齢で今さら挑戦していいかわからない、

本当は自分で仕事がしたいけど、そんなリスクが大きいことをやっていいかわからない、

そんな状態の人が、その「やりたいこと」を無理やり自分の胸の奥にしまいこもうとしている時って、「自分は何がしたいかわからない」と思ってしまうみたいなんですね。

でも先ほどもお話したように、こういう人って、本当は「何がしたいか」は、わかっていますよね。

ただ、「うまくいきそうもないから、挑戦できない」だけというか。

でも難しいのは、このような「やりたいことを、やるか、やらないか」って、「正解がない」んですよね。

ミュージシャンを目指したほうがいいのかもしれないし、あきらめたほうがいいのかもしれない、

声優の学校に行ったほうがいいのかもしれないし、あきらめたほうがいいのかもしれない、

自分で仕事するほうがいいのかもしれないし、あきらめたほうがいいのかもしれない。

その「答え」は、「自分で」決めないといけない。

いずれにせよ、自分で選ぶことによって起こるリスクや、メリット、デメリットを全て引き受けないといけないわけですよ。

というか、そもそも、そういう「やるか、やらないかを決めずにいる」という状態さえも、すでに「1つの選択」をしていると言えるわけなんですけど。

あ、で、そんなふうに「うまくいくか」を気にして、やりたいことを、「やるか、やらないか」葛藤しているあなたに「いろいろな意味で考えさせられる言葉」を、2つご紹介したいと思います。

まずは所ジョージさんがTVで言っていた言葉です。

苦労とか努力っていう人はたぶん才能ないんだと思うよ

ね、「いろいろな意味で」考えさせられるでしょ?(笑)

「本当にやりたいことをやっている人」って、他の人からすれば、「苦労」とか、「努力」と感じることも、あまりそう感じずにやっているんですよね。

スキだから、自然にやっちゃうというか。

となると、やりたいことをやって、「苦労」とか、「努力」と感じる人は、所さんの言葉を借りれば、「才能がない人」ということになるわけですけど、

でもだからといって、「才能がないのから、やめなきゃいけない」ってわけでもないですよね。

それを承知で、挑んでもいいわけです。

では次に、このブログでお馴染みの為末大さんの言葉です。

成功者の言葉しか世の中には残らないから『やればできる』が格言になる

たとえば、「体が小さいのに努力して、プロ野球選手として成功した」なんて話を聞くと、

「体が小さくても、努力次第で野球選手として成功できる!」と思うかもしれないけど、それは全然スタンダードではなく、例外であって現実は、

「どんなに努力しても、体が小さいせいで野球選手として成功できない人のほうが圧倒的に多い」

ということを知らないといけないわけですよね。
「例外」を「スタンダード」と思ってはいけないというか。

ね、この所ジョージさんと為末さんの言葉を聞くと、なんとなく「あなたがやりたいことをすると、どうなるか?」がチラリと見えませんか?

 

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あなたが「やりたいこと」をすると、

(1)あなたはそれを、「苦労」とか「努力」と感じるでしょうか?

(2)「苦労」とか「努力」と感じたとしても、あなたはそれをやっていく覚悟がありますか?

エッ、「かえって混乱してきた」ですって?

今回は、あえてその混乱を残したまま、このブログを終えたいと思います。(笑)

 

それでは今回はココまでにします。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

 

 

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