自分のことを
優柔不断だと思うあなたも
あまり優柔不断だと思わないあなたも
こんにちは。
写真撮影でハニカミ杉田です。
1週間お疲れさまでした!
えーと、今回は「決める」ということについてお話したいと思います。
先日、ツイッターに私がこんなことつぶやいたんですよ。
カウンセリングをしていて思う。「自分がどうしたいか決められない」なんて悩んでいるあなただけど、実はあなたが「決めてない」ということこそ、あなたのバランスの良さであり、リソース(内的資源)なんですよ。ちゃんとあなたは「決めないと決めている」んです。
— 杉田隆史 - 心理セラピスト(悩んでいない人の悩み相談) (@takashisugita) August 2, 2011
そしたら、???と思った方も多かったらしく、
「決めないことを続けることが当人の幸せになるのでしょうか?」とか、
「自主性のないのが自主性ということ?」とか、
いろいろとコメントをいただいたんですよね。
ですので、今回は「決める、決めない」というとについてお話していこうと思います。
え~と、例えば、こんな状況の時、あなたはどうしますか?
会社に勤めているけど、それはやりたい仕事ではなく、他にどうしてもやりたい仕事がある。
でも食べていけるか心配で、会社を辞めて、やりたい仕事をしていいものか迷っている。
こういう状況の時、人によっては、決められない自分のことを「勇気がない」とか、「決断力がない」とか、自分を責めますよね。
ではなぜ「決められない」のでしょうか?
今の仕事を続けるにも、良い部分、悪い部分あるし、やりたい仕事をするにしても、良い部分、悪い部分ある。
どっちもどっち。だから決められないということですよね。
でももし決め手になること、
例えば、今の会社で、面白そうな部署に移動になるとか、
やりたい仕事で大きなクライアントから話がくるとか、
そういうことがあったら決められませんか?
つまり、「決められない」って、勇気や決断力のせいではないんですよ。
「決めるに値する情報が足りない」から、「決められない」だけなんです。
ということは、
「決めるに値する情報が足りない」段階では、先がどうなるかわからないから、
「決めていない」ということこそ、あなたのバランスの良さであり、リソース(内的資源)だといえるのではないでしょうか?
例えばそんなもう1つの例として、
結婚しているけど、他にすごくスキな人がいる。
今のパートナーと別れて、すごくスキな人と一緒になるか迷っている。
こういう時だって、すごくスキな人への感情が一時的なものかもしれないし、ないものねだり的なことなのかもしれない。
それがまだわからないから、今は「決めない方がいい」と「決めている」んだと思うんです。
これこそ、その人のバランスの良さですよね。
人って本当にガマンできない時って、やっちゃうんですよ。
頭で「やろうか、やるまいか・・・」なんて考えなくても。
体が勝手に反応しちゃう。
だから頭で無理に決めなくても大丈夫なんですよ。
エッ、「でも、どうしても決めたい!」ですって?
わ、わかりました。
それに必要なことはですね・・・
これまた私のツイッターのつぶやきをどうぞ。
この先自分がどうしようか決められないあなたへ。服は見ているだけでは、自分に似合うかわからない。試着するとそれがわかる。「これいいな」と思った服が似合わなかったり、全然なんとも思っていなかった服が意外に似合うこともある。さ、どうしましょ?(笑)
— 杉田隆史 - 心理セラピスト(悩んでいない人の悩み相談) (@takashisugita) August 7, 2011
結局、「決められない」という時には、自分が「決断力がない」とか、「優柔不断」なことが問題なのではなく、自分が「決めるに値する情報を集めていないこと」が問題なんですよ。
あっ、そういえば、また水泳を再開しようと思って、ジム探しているんですよぉ。
家の近くに3つのジムがあるんだけど、どこに通おうかなぁ。
1つは遠いし、もう1つは高いし、1つは混んでいるし。
どうしようかなぁ・・・迷うよなぁ・・・どこも行ったことないしなぁ・・・
・・・・・
アッ!(笑)
それでは今回はココまでにします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!