子供は親に無条件の愛を持っている

親・家族にわだかまりがある

自分の親のことが

好きなあなたも
嫌いなあなたも

こんにちは。

今年は蚊に刺されるのが早杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

スポンサーリンク

 

いきなり、「親のことが嫌い」だなんて、悩みを扱うブログとしては、ド真ん中の話をしてしまいましたね。(笑)

こういうメンタル系のブログを読んでいる方って、少なからず親に対してわだかまりを持っていると思うんですよ。(笑)

でも、世間では、親のことを嫌いとか、イヤとか言うと、あなたのまわりにいる、「人生の王道」を歩いてきたような人たちからは、

「そうは言っても、あなたの親なんだからさ・・・」

とか言われちゃう。

それって暗に、自分が責められているような気がするんですよね。

「親は、本当はあなたのことを大切に思っているはずだから、あなたが理解してあげないのがいけないんじゃないの?」

なんて言われているような気がして。

なので、そんなこと言われると、

「もー、うちの親がどんなにヒドイか知らないから、そんなこと言えるんだよ!
円満な家庭の中でスクスク育っている人にはわかんないんだよ!」

なんて思うものの、同時に

「でも本当は、親をわかってあげらない私が悪いのかな・・・・・」

なんて思ったりして、結局、自分で自分を責めちゃうんですよね。

でも、時に味方になってくれる人もいて、

「あなたは全然悪くないよ。悪いのはお母(父)さんだよ!」

なんて言ってくれたとしても、なぜか心底「私は悪くない!」という気分になれずに、どこかモヤモヤとしちゃうのではないでしょうか。

嫌いな親を、「理解しろ」と言われてもイヤだし、かといって、親を「悪者」にされても、きまりが悪い。

これって、どういうことが、あなたの中で起こっているのかというと、ほら、よく「親は子供に無条件の愛を持っている」なんて話、聞くじゃないですか。

これを聞くと、子供は分が悪いんですよね。(笑)
「あぁ、やっぱり親は愛してくれているのに、それをわからない自分が悪いんだ」なんて。

でもこれ、実は「その逆もしかり」なんですよ。

「子供も親に無条件の愛を持っている」んです。

そう、人間という「動物として」、自分の親のことがスキなんです。
鳥が最初に見たものを親だと思うのと同じように。

なので、どんなにキライな親でも、心の奥では、「親を愛している」っていうのは、しょうがないことなんですよ。

だから、たとえば子供の頃、親から、

「関心を持ってくれない」とか、
「怒ってばかりで全然話を聞いてくれない」とか、
「全然認めてくれない」とか、

そういったヒドイことをされたとしても、子供は

「わたしの愛しているお母(父)さんが、そんなヒドイことするはずがない。きっとこれは、わたしが悪いからなんだ」

って思っちゃうんですよね。

愛しているがゆえに、無意識に親をかばっちゃうんです。

実は、こういったヒドイことをしてくる親に対する怒りを抑圧して、「自分が悪い」と思うことが、「罪悪感」の原点なんですって。

だから、罪悪感を感じてばかりいる人って、根底には、「親に対する怒り」があるそうですよ。

「罪悪感」て、その怒りを、親じゃなく、「自分自身」に向けている状態なんですね。

ということは、言ってしまえば、罪悪感というのは、親への愛を証明するため(親が悪いんじゃない、私が悪い)に、罪悪感を感じているのであり、

リストカットも、親への愛を証明するため(親が悪いんじゃない、私が悪い)に、リストカットしているんです。

だから、ヒドイことをしてきた親を、「理解しろ」と言われても嫌だし、かといって、親を「悪者」にされてもきまりが悪い、

というのは、

どんなに「親が大嫌い」とか言っている人でも、根底には、「親への無条件の愛」があるからなんですよ。

ヒドイことをしてくる親は、嫌いは嫌いだけど、根底には愛があるから、親が完全に「悪者」にされても苦しくなる。

そんなことが日常の中で起きる場面として、

お母さんがいつも子供の前で、お父さんの悪口ばかり言っていて、子供は、お母さんと一緒になってお父さんを悪者扱いする、

なんてことありますよね。

でも、こんなよくあるような家族の風景の中でも、子供は、本当は、

お父さんへの愛があるから、お母さんに、お父さんの悪口なんか言ってもらいたくないのに、お母さんへの愛から、お母さんを支持するフリをしないといけないし、

そして、本当はキライではないお父さんの前でキライなフリをしないといけないんです。

なんか切ない話でしょ?

お母さんは、自分を抑えられずに悪口を言ってしまうのか、または軽い気持ちで、悪口を言ってしまっていると思うんですけど、子供はすごく混乱しているんですよね。

たとえどんなにダメなお父さんだとしても、子供って愛するお父さんを悪者扱いされるのは、本当はツライんですよ。

でも本当に不思議なのは、親から、

「悪口ばかり聞かされた」とか、
「関心を持ってもらえなかった」とか、
「全然話を聞いてもらえなかった」とか、
「できた時しか認めてもらえなかった」とか、

そういった親へのわだかまりのある人がセラピーで救われるのは、

「親への愛を証明するために、自分が親のヒドイ行為を受け入れた」

と気づくことなんだなぁ。

あっ、これ今、意味がわらかなくてもいいんです。

セラピーで「体験」しないと、本当の意味では、腑に落ちないんだよなぁ・・・。

 

では最後にもう一度言います。

子供は親に無条件の愛を持っています。


ね?そうだよね?タカシ君

この記事の続きはコチラへどうぞ。

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

タイトルとURLをコピーしました