フリーランスで働いている人の肩書きはいくつがいいのか?

ココロのコラム(雑記)

フリーランスとして

働いているあなたも
働いていないあなたも

こんにちは。

「その外見に日傘?ウププ」とか思われるじゃないかと思ってずっと使うのを躊躇していたけど、生まれて初めて日傘を使ったら快適杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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えーと、今回は、ぜんぜんメンタルの話ではなく、

「フリーランスで働いている人の肩書き」

ついて、私が思ったことをお話したいと思います。

というのは、最近そのことで私の考えがくつがえったことがあったんですよ。

あ、フリーランスで働いてると、自分の「仕事の肩書き」ってつけるじゃないですか。私だったら、「心理セラピスト」みたいに。

でも私がずっと謎だったのは、

「なんで仕事の肩書きを3つも4つもつけてる人がいるんだろう?」

ってことだったんです。

たとえばプロフィールに、

山田花子
〇〇コーチ
△△カード
□□術

みたいに、3つも4つも肩書きを載せてる方って、けっこういらっしゃるじゃないですか。

でも私、そんなふうに肩書きをたくさんつけると、「自分を覚えてもらえなくなる」って思うんですよ。

たとえばですが、あなたが初対面で名刺を渡された時、相手から、

「〇〇コーチ、△△カード、□□術 やっています」

って言われたら、頭が処理できないというか、「結局なにしてる人?」 ってなって記憶に残らないですよね。

きっと2回目、3回目に同じこと言われたとしても、なにしてる人かいまいち覚えられない。

で、私、そういうふうに「自分を覚えてもらえないこと」って、フリーランスで仕事をしていく上では、すごくマイナスだと思っていて、

先日、私、「ルミネtheよしもと」で初めて生で芸人さんたちの漫才を観たんですけど、

有名じゃない芸人さんほど、観客に自分たちのコンビ名を憶えてもらおうとしてたんですよ。 「名前だけでも覚えて帰ってください」って。

それと同じように、お客さんとのファーストコンタクトって、たとえWeb上のファーストコンタクトだとしても、

「自分を覚えてもらうこと」 ってすごく大事なことだと思うんですね。

でも3つも4つも肩書きがあると、それがままならない。

だから私は、

「1つの肩書きである程度名前が知られたら、聞く耳をもってもらえるから複数の肩書きをつけてもいいけど、
売れてないうちは、肩書きは1つに絞ったほうがいいんじゃないかな。
なんで肩書きを3つも4つもつけてるんだろう?」

ってずっと思ってたんですよ。

でも最近になって、ある出来事があって、

「いや、待てよ、もしかして たくさん肩書きをつけるのは戦略なのかも?」

って思ったんです。

それは、先日、妻との何気ない会話の中でのことなんですけど、私が、

「Aさん、占いの勉強して、今、仕事としてやってるんだって」

って言ったら、妻は、「受けてみよっかなー」って言ったんですよ。

私、それを聞いて驚いたというか、妻は、ふだん占いなんて興味ないし、チェックしてないのに、知り合い(Aさん)がやってるってだけで興味を持ったんですね。

その時、

「そうか!『知り合いがやってる』ってだけで、サービスを受けたくなる人がいるのか!」

って気づいたんです。

要は、「知らない人がやってるのは、興味ないけど、
知り合いがやってるんだったら、受けてみようかな」みたいな層がいるってこと。

私、そういう傾向って、女性に強いんじゃないかと思うんです。

あ、今の時代、女性はこう、男性はこうとか分けちゃいけない時代ですけど、

女性に比べると、男性は、「知り合いがやってるから」という理由でサービスを受けに行く傾向は低いと思うんですよね。男性は、もっとその人の仕事の実績や専門性を見る。

そう考えると、

「いくつもの肩書きを載せてる人は、実は『不特定多数(知らない人)』に向けてじゃなくて、
最初から『知り合い』とか『知り合いの知り合い』に向けて発信してたのかも?」

って思ったんです。

「知り合い」や「知り合いの知り合い」や「起業グループ」の中で、

「へー、〇〇さん、占いもやってるんだ。だったら受けてみようかな」

みたいな展開を狙うためには、1つの肩書きより、3つも4つも肩書きがあったほうが有利ですよね。

そういう意味で、「たくさんの肩書きをつけるのは戦略なのかも?」って思ったんです。「肩書を1つにしたほうがいい」なんて決めつけちゃいけないんだなと。

あ、これ、実際フリーランスでいくつか肩書きをつけてる方に お聞きしてみたい気がする。肩書きを3つも4つもつけるって、本当はどういう意図をもってやってるんでしょうか?

もしかすると「なにも考えてなかった」とか、「起業塾でやれと言われたからやってた」とかだったりして(笑)。

 

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あ、で、なんで私が、ここまで話してきたことに気づけなかったのかというと、

私自身、「知り合いに向けて」発信するっていう発想がぜんぜんなかったんですよ。

最初からずっと、「世の中・不特定多数・知らない人」に向けて発信するのが当たりだと思ってたんです。

だからこそ最初から発信に工夫せざると得なかったというか、

というのは、

平凡な言葉って、「知り合い」になら興味を持ってもらえるけど、
「知らない人」にはスルーされちゃうから

なんですよ。

たとえば、あなたの「知り合い」がSNSで、「今日はランチに担々麺を食べました」って投稿してたら、「へー、〇〇さん、担々麺食べたのか」とか思えるけど、

あなたのぜんぜん「知らない人」が、同じく「今日はランチに担々麺を食べました」って投稿しても、ぜんぜん興味が持てないじゃないですか(笑)。スルーされる。

でも、もしあなたの「知らない人」でも、

「今日東京で一番辛いと言われる担々麺を食べて、辛すぎて食事中飲んだ水はなんとコップ10杯!」

とか発信してたら、「どこの店だろう?」とかちょっと興味が沸きますよね。

こういうのが、平凡な言葉って、「知り合い」になら興味を持ってもらえるけど、「知らない人」にはスルーされるって意味なんですよ。

だから「知らない人」に発信する時は、平凡に埋もれてはいけないわけです。

あ、で、この

  • 「知り合い」に向けて発信する
  • 「世の中(知らない人)」に向けて発信する

って、どちらが正解という話じゃなくて、あなたが望むほうを選べばいいわけですけど、
(もちろん両方に向けて発信してもいい)

ただひとつ言えるのは、

自分が「誰に向けて発信しているのか?」を意識しないまま、
無意識に「知り合い」に向けての言葉になってしまっている人は、
それがあなたのサービスが広がらない原因になっているかもしれない

ってことなんですよね。

まぁ、なんというか、先ほどお話したように、女性は、「知り合いがやってるから」という理由でサービスを受けに行く傾向がありますから、

女性向けの集客コンサルタントって、「つながりを作る」ことを重視するんですよ。

でもそうすると、知らないうちに発信する言葉が「知り合い向け」になってしまっていて、

「世の中(知らない人)」に向けての言葉になってなかったりするんですよね。

そのことを気づかずに発信している方って、けっこういらっしゃるんじゃないかなと。

 

さ、ということで、長くなりましたが最後に質問です。

フリーランスで働いているあなた、肩書きは、誰に向けてつけていますか?

「世の中」に向けて発信したいのに、「知り合い」向けの発信になっていませんか?

 

あ、ちなみに、私、杉田は、心理のサービス以外にも、こんな感じで、

あなたを世に出す会議(1)
あなたを世に出す会議(2)

10年間 人が集まるブログの書き方  8月2日(土)開催です

とか、フリーランスの方へ向けてのサービスもやってますよー

と、最後にちょっとだけ宣伝も入れてみましたとさ(笑)。

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

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