「お母さんのことが許せない」という悩み

個人セッション(心理セラピー)体験者の声

「お母さんのことが許せない」

と悩んでおられたクライントさんから、
個人セッション(心理セラピー)の後にいただいた感想です。

(ご本人の許可をいただいて掲載しております)

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杉田隆史様

こんにちは。
△月△日にカウンセリングをしていただいた○○です。
2ヶ月経って変化してきたことがあったので報告させていただきたいと思いましてメールさせていただきました。

私は一年前に音楽大学を卒業し、最近親から逃げるようにして東京に来たばかりで
「お母さんのことが許せないこと。」
「音楽をやめてなにをしていいかわからず虚しくなったこと。」
などについて悩んでいました。

私はお母さんの期待に応えるために生きているのではなありません。
といってくださいと言われたとき、喉が詰まるような感覚になったことがすごく印象に残っています。

お母さんの期待に応えたい、がっかりさせたくない、怒らせたくない。
いかに自分の中でそんな思いが強かったかに気付きました。

お母さんへの嫌な感情を吐き出せるように導いていただいてすごくすっきりしました。
一人では怖くて向き合えなかったお母さんへの気持ちに正面から向き合えて、やっと親離れできたと思います。

お母さんのせいでこうなった。
こんなことを言われて傷ついた。

うまくいかないことがあったり、ネガティブな気持ちがわくといつも心の中でお母さんを責めていました。

でも今では過去のことに、とらわれることがほとんどなくなりました。
お母さんの影響がスッと消えた感じです。

逆に、お母さんは私の期待に応えるために生きているのではありません。
といってくださいといわれたときは、その時はいまいちピンと来なかったけど、今ではその意味がよくわかります。

過保護で過干渉で、構ってちゃんで、プレッシャーをかけてくるお母さんが嫌だったけど、

私のことを信じてくれて、自由に生きなさいといってくれるようなお母さんだったらよかったのにっていうのも、私の理想のお母さんを押し付けていたのだなと。

お母さんはお母さんだし、私は私で、生き方も考え方も違うんですよね。
今までは分かってたつもりで全然わかってなかったです。

たしかに子供の時は傷ついたこともあったけど、今はもう傷つけられることないし影響を受けることもないって安心した気持ちでいられます。

そしてお母さんの期待に応えたいという思いを手放せたら
誰に対しても、こうしてほしいとか、こう思われたいと思うことがほとんどなくなりました。

その人がなにをして、どう思うかは自由。
そして私も自由だなーと軽い気持ちで過ごせるようになりました。

音楽をやめたことについてですが、
例えば中学生の頃から10年以上付き合っていた恋人と別れたとして
すぐに忘れられるとおもいますか?
と、言われたことがすごく腑に落ちました。

長く付き合ってきた音楽から離れて、喪失感から抜け出せないし
かといって次を見つけなきゃって焦っても見つからない。

もう私には情熱を注げるものなんてないんだ!
もう恋なんてしない!恋したって裏切られるだけだ!
って完全にいじけてました笑

音楽への未練はタラタラで、でも新しいことに挑戦する自信も興味も湧かなくてウジウジしていましたが、
あー私、失恋したんだなって認めたら、悲しいけどだいぶ吹っ切れました。

私は音楽のどこが好きだったのかというと、専門的な知識や技術を身に付けることにときめいてたんだなって気づいて、また新しく勉強したいことを見つけてときめきを取り戻しつつあります。

音楽に代わるものはないと思うけど、音楽は音楽で良い思い出で、でもこれから新しくなにかに夢中になることはできるし、
またときめきたいなと前向きな気持ちになって、興味があることいろいろやってみようと思えるようになりました。

カウンセリングをうけてすぐの爽快感ももちろんありましたが、その後の生活の中で、長い間怒りや悲しみを握りしめて苦しくなっていた自分から、少しずつ力が抜けて楽な自分になったなと実感する瞬間があります。

杉田さんに感謝を伝えたくていろいろ書こうと思ったら止まらなくなって、長くて分かりにくい文章になってしまいすみません。

あの日酔った勢いでカウンセリングに申し込んで本当に良かったです!

ありがとうございました。

 

もう、私が付け加えてコメントする必要がないほど素晴らしい【セラピー体験者の声】なので、今回、私のコメントは省略いたします。

いやぁ、セラピーって本当にイイですねぇ。(水野晴郎さん風 笑)

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