食べていくのが難しい仕事を目指しているあなたへ

何がしたいかわからない

食べていくのが難しい仕事を

目指しているあなたも
目指していないあなたも

こんにちは。
炊飯器の窯を洗わないまま次の炊飯したことがバレ杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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えーと、ミュージシャンとか、漫画家とか、作家とか、俳優とか、それ以外にもたくさん、

「食べていくのが難しい仕事」ってありますよね。

やはりそういう仕事を目指す方って、なるのが大変な分、

「その仕事を目指すか?あきらめるか?」ってことを自問自答することも多いと思うんですよ。

で、私も、そういう相談を受けることもあるんですけど、そんな方のために、今回は、すごく良い記事を見つけたのでご紹介したいと思います。以下は、その記事のリンクです。

連載「鴻上尚史のほがらか人生相談~息苦しい『世間』を楽に生きる処方箋」
俳優志望の息子に悩む父親に贈った言葉とは

 

あ、読まれましたか?

私、この話って、お父さんが息子さんのことを相談していますけど、

「食べていくのが難しい仕事を目指すか?あきらめるか?」ってことで悩んだ時、とても参考になる話だと思うんですよ。

私が気になった、鴻上さんの言葉は以下の部分です。

 

で、エイ助さんの質問です。「だいたい大学で4年間齧っただけの22歳が、プロの俳優なんて目指せるものでしょうか?」

この質問に対しては、イエスでありノーです。

プロの俳優になれるかどうかは誰にも分かりません。うまくなければプロになれませんが、うまいからと言って必ずプロになれるわけではありません。死に物狂いの努力をしなければプロになれませんが、死に物狂いの努力をしたからと言って必ずプロになれるわけではありません。

どんな人と出会い、どんな作品と出会うかという運ももちろん左右します。

僕も親戚から、「うちの子がプロの俳優になりたいと言ってる。どうしたらいい?」と、たまに聞かれます。が、「この道を通ったら、間違いなくプロになれる」という王道はありません。名前が知られている養成所に行ったからと言ってプロになれるとは限りませんし、逆に有名な養成所に入った安心感で気が緩めば、逆効果かもしれません。

僕は養成所にも行かず、演劇系の大学にも行かず、劇団にも入らず、ただ自分で劇団を作ってここまできました。

その当時だと、一番無謀な道、一番可能性のない道と言われた選択でした。

この道が正解かどうかは、分かりません。同じ道を歩いた人もたくさんいましたが、結果はそれぞれに違いました。

さて、エイ助さん。僕が答えられるのはここまでです。

えっ? だから自分はどうしたらいいのか?

息子さんが決めるのです。親が決めるのではありません。

 

んー、私は、この部分の鴻上さんの言葉に全てがあると思っていて、

食べていくのが難しい仕事って、努力をするのが当たり前だと思うんですけど、それだけではなくて、

>どんな人と出会い、どんな作品と出会うかという運ももちろん左右します。

ってことも見逃せない要素だと思うんですよね。
「縁」とか「運」というか。

あ、というか、私、この鴻上さんの言葉を読んで、食べていくのが難しい仕事ができるか、できないかって、むしろ「縁」とか「運」のほうが大きいような気がしてきたんですよ。

というのは、今、私がやっている「フリーの心理の仕事」だって、ホントがどうか知らないですけど、

「3年間、副業をしないで食べていける人は、1500人に1人」なんて聞いたことがあるので、

この「1500人に1人」という数字はアヤシーと思うけど(笑)、「フリーの心理の仕事」って、食べていけない人がほとんどなのはわかるんです。

なので、俳優さんとは比べものにならないにしろ、私の仕事も食べていくにはそれなりに難しい仕事だと思うんですよね。

でも私は、この仕事をスキでやってきましたから、自分では死に物狂いで努力したとかまでの自覚はないですけど、

それでも、仕事に費やした「時間」として見たらそれは膨大で、この10年くらいは、家でも外でもほとんど仕事しかしていなかったように思うんです。

でも私は、それだけ情熱を費やした「時間」よりも、むしろ、

「あの時、あの先生に会わなかったら、心理セラピストとしての実力がつかなかった」

「あの時、あの人に会っていなかったら、心理セラピストとして食べていけなかった」

「あの時、あのメディアに声をかけられなかったら、心理セラピストして世に出られなかった」

ってことのほうが、今の仕事で食べていけるようになった理由として大きいんじゃないかと思うんですよ。

そのどれか1つが抜けてもダメだったんじゃないかと。
もうホント紙一重だったというか。

そう思うと、やっぱり「縁」とか「運」って大きいと思うんですよね。

あ、で、この話って、このブログでお馴染みの、「やりたいことが見つかる」ってことにもつながる話だと思っていて、

もしかすると、今のこのブログに「何がしたいかわからない」と検索してきた方の中には、

「こうすればやりたいとが見つかる!」みたいな魔法のような方法があると思っている方もいらっしゃるかもしれないですけど、

私は、

>「この道を通ったら、間違いなくプロになれる」という王道はありません。

と同じように、

「こうすれば間違いなくやりたいことは見つかる」という方法はありません

と思ってるんですよ。

それは、「やりたいことが見つかる」ということにも、やっぱり「縁」とか「運」という不確定要素のほうが大きいと思うからです。

エッ、「それでもやりたいことを見つけたい!」ですって?

そ、そうですよね。

んー、私は、魔法のような方法はないと思っているので、そんな気の利いたことは言えないですけど、

1つは、いつも家に閉じこもっている人とか、ルーティーンしかしていない人に、「やりたいこと」が見つかりづらい、というのは言うまでもないので、「それをしない」ということと、

もう1つは、

「自分を肯定できている」
「自分を受け入れている」

ってことは、「やりたいことを見つかりやすくする」と思っているんですけどね。

(そのヘンの話はコチラからどうぞ)

やりたいことが見つかるヒント

やりたいことを見つけるには、「薄い気持ち」を大切にする

「やりたいこと探し」に疲れたら

 

んー、地味なアドバイスだなぁ。(笑)

でも、鴻上さんみたいに「本当のこと」を言ってくれる人って、「AをすればBになる!」とか安直なこと言わないですよね。

私は、そういうほうが信頼できるんだよなぁ。

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

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