あなたのストーリーは とても価値があるのさ

ココロのコラム(雑記)

NHKでやっている「駅ピアノ・空港ピアノ・街角ピアノ」という番組を

ご存知のあなたも
ご存知ないあなたも

こんにちは。

妻から、夏の暑い日限定のシャワーの浴び方として、
「シャワーを出して、まだ水のうちに「顔」と「髪」を洗う。水で「体」を洗うのは冷たすぎるけど、顔と髪は水で洗っても大丈夫だし、髪は暑い日だとむしろ水が気持ちがいい。で、髪を洗い終わると、シャワーはお湯になっているから「体」を洗う。だから私のシャワーは水を無駄にしていない」
と教えてもらって、「なるほど、そういうやり方があったか!」と思ってやってみたら、髪量のせいか髪を洗い終わっても、まだお湯にならな杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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あ、みなさん、どうでしょう、 NHKでやっている「駅ピアノ・空港ピアノ・街角ピアノ」っていう番組をご存知ですか?

この番組、文字通りなんですけど、世界中の駅・空港・街角にピアノを置いて、飛び入りでピアノを弾いていく人の姿を撮影した番組なんですけど、地味だけど なんか心に残る番組なんですよね。

で、私、先日 たまたまテレビをつけたら、その番組の総集編的な回をやっていて、世界各地でピアノを弾いている人の姿が映し出されたんですけど、

「子供の頃から音楽の教育を受けてきたけど、音楽では食べられないので、別の仕事に就いています」

みたいな話をする人が、いつになく多い回だったんですよ。で、「そうだよなぁ。音楽やってる人って、子供の頃から音楽が大スキで一生懸命勉強してきたのに、就職の時、突然音楽に関係のない仕事しなきゃいけなくなるのってツラいよなぁ」なんて思ったりして。

で、そんな「音楽では食べられない」と話していた人の中で特に印象に残ったのは、渋谷でピアノを弾いた日本人女性で、

「子供の頃からピアノを練習してきて、音大に進んだけど、普通のOLになった。そして、銀座のホステスにもなって、お金をたくさん稼げるようになったけど、心が満たされることはなかった。今は友達から「ピアノ演奏をして欲しい」と頼まれることが心の支えになっている」

なんて話を ハラハラ涙をこぼしなら話していて、なんかすごくグッときたんですよ。

で、「自分は何に対してグッときてるのかな?」って考えてみたんですけど、それを言語化すると、

「そんな話を聞かせてくれてありがとう。共に生きよう」

って言葉だったんです

あ、なんというか世の中によく紹介されるストーリーって、

「いろいろあったけど、○○でうまくいきました!」
「○○がうまくいかなかったけど、他の道で成功しました!」
「○○で落ち込んでいたけど、克服しました!」

とか、「こうしたらうまくいきました!」みたいな起承転結がハッキリしているハッピーエンドな話が多いじゃないですか。

でも実際はそんな話ばかりじゃないと思うんですね。むしろ自分がうまくいかなかったことを まだ受け入れられなかったり、消化しきれない人のほうが多いんじゃないかな。まだスッキリ終わらない話を抱えたままというか。

なので渋谷でピアノを弾いた女性のように、うまくいかなかったことを、自分の中でまだ受け入れられない人が、ただそのままを話してくれる話のほうが共感できて、よっぽど心に響くなって思ったんですよね。これは自分たちのストーリーだと。

それが私の中で、「そんな話を聞かせてくれてありがとう。共に生きよう」って言葉になったんです。私も、なりたい自分になれないってことを何度も経験してきた人生でしたから。

あ、前にタレントのベッキーさんが、

「芸能人の“キラキラ子育て”は、みんなの心を窮屈にさせるだけ」

ってテレビで言って共感を集めたって話を聞いたんですけど、

最近 私が思うのは、「こうしたらうまくいきました!」みたいな話とか、キラキラスーリーに救われる人もいるとは思うけど、実際はそれよりも、

「うまくいかなかったことを、自分の中でまだ受け入れられなかったりしながらも生きている姿」

のほうが、そのことで悩んでいる人を癒したり、勇気を与えたり、人の役に立っているんじゃないかって思ったんですよ。それなのに私たちって「こうしたらうまくいきました!」みたいな話に目を奪われがちだよねと。

あ、ちょっと話の方向変わりますけど、もし「ランチ、自分で弁当作ろうと思ってるけど、ずっとやれてない」なんて悩んでる人がいたら、

そういう人って、インスタのキラキラ弁当 見るよりも、ホラン千秋さんの弁当を見るほうが、よっぽど弁当作る気になると思うんですよ。(笑)

 

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さ、ということで今回は、

私たちって「こうしたらうまくいきました!」みたいな起承転結がハッキリしているハッピーエンドな話やキラキラストーリーに目を奪われがちだけど、

本当はそういう話よりも、うまくいかなかったことをまだ受け入れられなかったり、消化しきれないまま生きている人の話のほうが、実は人を癒したり、勇気を与えたり、人の役に立っているんじゃない?

っていう杉田の主張でしたとさ。

だから、あなたのストーリーは とても価値があるのさ。

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

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