いきなり本丸に行く

ココロのコラム(雑記)

欲しいモノを買う時、

なるべく品揃えの多い店に行くあなたも
なるべく近所ですますあなたも

こんにちは。

アボガドが固杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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今はもう6月下旬ですから、靴屋さんに行けば、サンダルってたくさん売ってますけど、これが3ヶ月前となると、まだ寒さの残る3月ですから、店頭にほとんどなかったんですよ。サンダルが。

あ、なんでそんな話をするかというと、私、3月に石垣島に行くために、急ぎで海に入っても大丈夫なサンダルを買おうとして、

靴屋さんやスポーツ店を15件くらい回ったんですけど、全然置いてなかったんですね。

で、最終的には、あるブランドの日本に2店しかない直営店まで行ったら、思った以上に良いサンダルが見つかって、ようやくそこで買ったんですけど、その時思ったのは、

「あぁ、最初からこの店に来れば良かった。この店の存在は知ってたんだけどなぁ」

ってことだったんです。

みなさんも買い物する時、

「あの品揃えの多い店」に行けば、いろいろ選べるし、たぶん欲しいモノを見つけることができるけど、

そこに行くのは遠いし、めんどうだから、近所のありそうな店で探して、でもやっぱり欲しいものがなくて、結局「あの品揃えの多い店」に行かなくてはならなかった、

みたいなことって、ありませんか?(笑)

私、最近、買い物はネットですることが多かったので、そんな感覚を忘れていたんですけど、久々にその感覚を思い出したんですよ。

で、そんな感覚を味わいながら、フと、

「やっぱり「いきなり本丸に行く」って大切だよなぁ」

って思ったんです。

あ、これがどういうことかというと、たとえば、あなたが、

「このことを知りたい」とか、
「これを始めたい」とか、
「この仕事をお願いしたい」とか、

そう思う時って、

「この人に話を聞きたい!」
「この教室で習いたい!」
「この会社にお願いしたい!」

みたいな、

「本丸の人」
「本丸の場所(グループ・教室・店・会社など)」

がある時って、あるじゃないですか。

でもそういう「本丸」があるのにもかかわらず、

「近所でやってる場所」とか
「自分の身近にいるちょっと詳しい人」とかで、

すませてしまうことってありませんか?

たとえば、あなたがビジネスをはじめたいと思って、自分の商品やサービスを世の中に人に知ってもらおうと、「ホームページ(以下、HP)を作ろう!」と思ったとしますよ。

で、そんな時、「本当はこの人にHPを作ってもらいたい!」という「本丸の人」はいるけど、

あなたの友人にHPを作れる人がいることがわかって、とりあえず、「まぁ、安く作ってくれるから」と、その友人に制作をお願いしたとしましょう。

でも私の経験でもわかるのは、

HPなんて、ただ作っただけでは誰も見てくれないので、

(1)他にないコンセプトを作ることが大切だし、
(2)HPに来てもらうためのレールを敷くことも大切だし、
(3)中身の文章も大切だし、
(4)デザインも大切だし、

HPがHPとして機能するには、そういうことが全てできていないといけないんですよ。

(1)~(4)が1つでも欠けているって、「小さな違い」のように見えて、実は「大きな違い」だったりするんですね。

なので、もしあなたのお願いした友人が、「ちょっとHP作れます」程度の人で、(1)~(4)のどれかできなかったとしたら、もうその時点でスタートラインにも立てていないんですよ。

それだと、何年そのHPをアップしても、あなたの商品やサービスが世に広まっていかないわけです。

この話、HPを使って仕事をしている方には、よくわかると思うんですね。

あ、で、私のこの数年を振り返ってみたんですけど、私が「本当に大切にしていること」って、「身近なところ」ですませないで、ちゃんと「本丸にコンタクトしている」んですよね。

心理セラピーを習った数々の先生たちもそうだったし、
師匠の竹内秀一さんもそうだったし、

どれ1つをとっても、もしあの時、「この人だ!」と思う人とコンタクトしなかったら、すごく遠回りしていたと思うんです。

 

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あ、で、思い出したんですけど、

私がスキな「ソース」という本の中にも、

「自分の「やりたいこと」を見つけるには、「仕事」からスキなことを探すのはやめて、自分のスキなことをしている「人」や「場所」へ行ってみてください」

みたいなアドバイスがあるんですけど、これ、今となってはすごく納得するんですよね。

というのは、やっぱり人は、

「人」&「場所」とコンタクトすることって、

「なにか感じて」

それが、その人の人生を動かすと思うんです。

あ、これ、ちょっとわかりづらいと思うので、もう少しご説明させていただくと、

たとえば、小学校、中学校、高校、大学とかって、「そこに行かずに、自分だけで同じことを学ぶ」って、ものすごくハードルが高いと思いませんか?

それって、

「学校に行けば、教えてくれる先生がいるから、学ぶのが楽になる」

とか、そういった単純な理由ではなくて、

やはり学校という「場所」に足を運んで、そこで「人」と会うことによって、あなたが何かに「巻き込まれる」

わけですよね。

で、この「巻き込まれる」ことによって、予期せぬことも含めて、たくさんのことを学んだんだと思うんです。勉強だけに限らず。

だから私、個人の意志だけでできることなんて、タカが知れていると思っていて、「巻き込まれて」しまったほうが、自分を大きく動かせると思うんですね。
自分だけでやるよりも。

そして、同じ「巻き込まれる」なら、あなたが本当に「イイ!」と思うもの、つまり「本丸」に巻き込まれてしまったほうが、なおイイと思うんですよ。

だから、「ソース」という本が言っている

「自分のスキなことをしている「人」や「場所」へ行ってみてください」

って、ホントそうだよなぁって思うんです。

 

あ、でもそうは言っても、なんでもかんでも「本丸」にコンタクトしてたら、時間もお金もかかって大変だと思うんですね。

たとえば、「テレビのリモコンの電池が切れた」くらいで、わざわざ秋葉原の電池専門店まで行って電池買わなくても、(笑)

「近所のコンビニ」で買ってもいいと思うんですよね。
「あまり重要ではないこと」は、身近なところですませてもいい。

でもですね、大切なのは、

あなたにとって「重要なこと」さえも、「本丸」にコンタクトせずに、「身近なところ」ですまそうとしていませんか?

切れた電池、買うみたいに。(笑)

 

それでは今回はココまでにします。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

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