「何を悩んでいるのかわからない」という悩み

個人セッション(心理セラピー)体験者の声

「何を悩んでいるのかわからない」

と悩んでおられたクライントさんから、
個人セッション(心理セラピー)の後にいただいた感想です。

(ご本人の許可をいただいて掲載しております)

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杉田さんこんばんは。昨日お世話になった、○○です。

連続でしつこくて恐れ入りますが、うれしい変化をご報告させてください。

(1)朝会社に行くときルンルンだった

(2)いつもめんどくさいと思ってたことが、「せっかくこれは自分ができることだから、やっとこう」と思えて、後回しにしないでできた

(3)いつも怒られると、私は心の中でムッとして、しまいにそんなことでムッとしてしまう自分が悲しくなるのですが、今日は「ちくしょう!」と思い切り心の中で叫んだら、スッキリして素直に話が聞けて、「ドンマイ!次から気をつけようね!」と自分を自分で励ますことができた

そして、もう一つ、自分にとって、大きな気づきが得られました。
うれしかったので長くなりますがお伝えしたいです。

私の努力したくない原因の一つに、「いくらやってもだめ」という思いこみがありました。

私はアトピーのため、小さい頃から今も、毎日お風呂上がりに全身薬を塗っています。

薬を塗るのは時間もかかるし、べたべたして気持ち悪いし、薬によっては匂いもあるし、なかなか楽しくない作業なんです。

泡立つ石鹸やいい香り付きのシャンプーを使うのが長年の夢でした。
すぐには治らないし、治りかけてもまた痒くなるの繰り返し。

何週間も一生懸命掻くのを我慢して、生活習慣気をつけて、せっかくきれいになっても、たった一瞬、アレルギー反応があったり、我慢仕切れないかゆみに襲われて掻いてしまえば、一瞬で振り出しに戻る。

全然楽しくないし、成果も見えない。
「いくらやっても、私だめだなぁ」
ちまたでは、「美肌は七難隠す」とか「肌は人柄を表す」とか「肌が汚い女はだらしない生活を送ってるからだ」とか、ただのコマーシャルなのに、耳が痛い。

でも、「もっと重い症状の人はいくらでもいるし、治らないのは自分の努力が足りないからで、ツラいのは自分が甘えてるからだ」と言い聞かせてきました。

手の届かない背中や、見えない頭皮などは、お母さんの手を借りないと薬が塗れなかった。

だんだん面倒になってきた(ように私には見えてしまった)母は、もう大きいんだから、全部自分でやりなさい!と怒るようになり、自分の力で生きていけない自分を責めました。
でも、本当はとても悲しかったんです。

みんなみたいにいいにおいをさせて、サラサラの肌になりたかった。
肌が見える服装を楽しみたかった。

アトピーが、自分のせいだなんて思いたくなかった。
本当はすごく悲しかったです。わーん!わーん!(笑)
今日は泣かせてもらいます。
でも、落ち着いたら自分の運命を引き受けます。

もっと早く、自分がだめなんじゃなくて、方法がだめなのかもしれないとか
実は病気なんて、「悩めること」じゃないとか
「美肌」という洞窟をめざしているのでは?とか
すべての物事が、「いくらやってもだめ」なものではない。

アトピーは一つの「部分」であって、「全体」じゃない。
自分が楽しく努力できて、達成感も味わえる、そんなものもきっとあるはずだとか考えられればよかったです。

杉田さんにもっと早く出会いたかったな。

でも、きっと今が、私の成長のスタートのベストタイミングだったということにします!

本当に、たくさんの気づきをありがとうございました!

杉田さん、杉田さんの人生、杉田さんを支えているすべての方に感謝します。

それでは、しばらくはご連絡を控えて自分でやってみます。
杉田さんのご活動楽しみに応援しています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

私が一番ジーンときたのはこの一文です。

> それでは、しばらくはご連絡を控えて自分でやってみます。

そう、「成長が止まっている人」は、つい人に頼って、確認を求めたり、答えを聞こうとしたりしてしまうけど、このクライアントさん、自分で旅立とうとしているんですね。エライ!

普通の大人でも人に頼ることはあります。

本当にどうしようもなくなったら、人に頼ってもいいんです。

でも自分できることは、自分でやる。

「成長が止まっている人」は、セラピーが終わるとすぐに大人になるわけではありません。

そこからが成長がスタートします。

この旅立ちを心から応援しています!

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