うまく話せる方法

うまく話せない

うまく

話せるあなたも
話せないあなたも

こんにちは。

食事の時「味付け海苔」を用意しても食べ忘れることが多杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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ちょっと前になるんですけど、私、ツイッターにこんなことつぶやいたんですよ。

 

このつぶやき、もうこのブログの読者のみなさんならおわかりになると思うんですけど、

これは、イベント会場とか、テーマパークにいる、リアルな「着ぐるみを着ている人」についての話をしているわけじゃなくて、

「自分を偽っている人」

みたいな意味でつぶやいたんですよね。

↓そうそう、こんなイメージでしょうか。


(イラスト Kさん作)

「自分を出していないくせに、自分をわかってくれなんて無理でしょ」みたいな。

でも、「自分を偽る」とかって、誰でも多少はやっていることだと思うんですけど、その割合が大きい人は、ツラいわけで、

言ってしまえば、セラピーって、自分が苦しくなるほど、自分を偽っている人がいらっしゃるわけですよ。

たとえば、私のセラピーにもよく来られる「うまく話せない」と悩んでいる人っていうのも、ある意味、

「うまく話そうと偽っている人」とも言えるわけですよね。

ということで、今回のブログは、最近なぜかセラピーに多く来られる、「うまく話せない」と悩んでいる方のために、私なりに考えた、「うまく話せる方法」について、お話してみたいと思います。

 

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えーと、まず私自身のことですが、この「うまく話せない」って悩み、ないんですよ。

もちろん、

多くの人の前で話すと緊張するとか、
言いづらいこと言う時はモジモジしちゃうとか、
話が合わない人の前では、口数が少なくなるとか、

そういうのは、ふつうにありますけど、それを私自身は、「悩み」とは思っていなんですよね。「まぁ、そんなもんか」くらいで。

じゃあ、「うまく話せない」とは悩んでいない私が、「ふだん自分はどうやって話しているのか?」って考えてみたんですけど、

「自分が当たり前のようにできていること」を言語化するのって難しいので、

ここからは、「うまく話せないAさん」という架空の人物を設定して、そのAさんから質問を受けて答えるという形で、「どうやったら、うまく話せるか」についてお話したいと思います。

 

A 「杉田さん、どうやったら話せるんですか?」

 

杉 「んー、「ただ正直に話しているだけ」なんだけどなぁ」

 

A 「でも、「正直に話せ」って言ったって、なにも話すことがないんですよ。
この前も、初対面の人とたくさん会わないといけないことがあって、全然話すことが浮かばなかったんです」

 

杉 「あ、それ、話すこと浮かんでますよ。

“私、こういう初対面の人が多い場所だと、なに話していいかわからなくなるんですよ”

って言うのが、「正直に話す」ってことじゃないでしょうか」

 

A 「エッ、そんなこと言ってもいいんですか。でも、相手が引いたら?」

 

杉 「しょうがないですよね。相手のことだから。

あ、でも私の内側では、相手が引いたことを、「お、この体験、ウケを取れるネタにできるかも!」ってすぐに思うかなぁ。

後で友人に、「こういうこと言ったら、引かれちゃってさー。やっぱり髪型がマズかったのかな」くらいのこと言おうとは瞬時に考えます。(笑)
笑い飛ばそうとするというか。
笑い飛ばすと、「悩みから距離が取れる」んですよ。

それに人って、ハマった時の話を明るく話すと喜ばれるじゃないですか。(笑)
私のブログ冒頭の「○○杉田」なんかもそうでしょ?(笑)」

 

A 「でもそれって、杉田さんだから言えるんでしょ?」

 

杉 「あ、でも、ベースは、ホント、「自分が思ってもいないようなことを話そうとしない」ってことだと思うんです。

要は、うまく話すには、「自分の内側を実況中継すればいい」んですよ。

たとえば、さっき言ったみたいに、

“私、こういう初対面の人が多い場所だと、なに話していいかわからなくなるんですよ”とか、

“あなたと初対面なので、良く思われようとして何か気の利いたこと言おうと思ったんですけど、全然浮かびませんでした(笑)” とか、

“正直に話し過ぎて、あなたに引かれたんじゃないかと思って、ちょっと凹みました。この後2時間、私、どうすればいいんでしょう(笑)”

みたいに、全部「自分の内側の実況中継すればいい」んですよ。
全然偽っていないでしょ?

もちろん「引かれる」こともあるかもしれないけど、「私もそうですよ!」みたいなこと言ってくれる人が1人でもいたら、もうあなたはその場をしのげますよね。

そういうのって、「自分が出したら、相手も出してくれる」わけですよ。
自分が「着ぐるみ脱いだ」とでもいうのでしょうか。

でも、「うまく話せない人」って、いつも「自分が思ってもいないことを話そうとする」んですよね。

それって、真っ白な台本に、瞬時に自分でセリフを書くようなものだから、とても難しい作業なんですよ。

ただでさえ話すの苦手なのに、そんなことできるわけないって(笑)」

 

A 「でも上司とか、得意先とか、そんなに正直に話せないこともあるじゃないですか?」

 

杉 「そりゃそうですよ。上司とか、得意先とかなら、私だったら、コレですよ。(ゴマすり動作)」

 

A 「全然正直に話してないじゃないですか!(笑)」

 

杉 「それでいいと思うんです。正直に話すって言ったって、「会う人全員にそうやれ」という意味ではなくて、あなたができる範囲でやればいいんですよ。

私だって、もし旅先で、地元の人から親切に「地元の名物」をいただいたりしたら、たとえどんなにマズくても、「ありがとうございます!おいしいです!」って言いますもん。(笑)
でもそれはウソじゃない。正直、そう言いたいんですよね」

 

A 「そうですよね。それって、「正直じゃない正直」って言えるのかもですね」

 

杉 「お、イイこと言うねぇ。イイこと言ったついでに、ちょっと有料コンテンツ話すけど、上司とか、得意先の社長でも、「この人、人間できてるな」と思うような人がいたら、そういう人ほど、正直に話すといいんですよ。

私、そういう人に会うと、

”○○さん、ここまで上り詰めることができたってことは、だいぶヤバイこと、やってきたわけですよね?(笑)”

とか言っちゃうんですよね。(笑)

でもそういう「人間ができた人」って、ふだん褒められることに慣れているから、こういうこと言うと、

「お前、面白いな!」みたいに思われて、買ってもらえるんですよ。(笑)
あ、でもこれは一発があるので、初心者はオススメしないですけど」

 

A 「何だか訳がわからなくなってきました・・・」

 

杉 「そうそう、そういう言葉が「正直な言葉」なわけですよ」

 

A 「エッ、じゃあ、おごってくれますか?」

 

杉 「おー、もちろん!この辺りにオレのスキな居酒屋があってだな・・・・」

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

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