うまく話せない人に一番良くないのは

うまく話せない

ホッピーを飲んだことが

あるあなたも
ないあなたも

こんにちは。

ホッピーを飲むとビールのような味がし、ビールの飲むとホッピーのような味がし杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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えーと、このブログって、「何がしたいかわからない」っていうキーワードで検索されることが多いという話は、もうみなさんご存知かと思うんですけど、この2年くらい、それに匹敵するくらい検索されるワードが出てきたんですよ。

それが、

「うまく話せない」

なんです。

たしかに、この2年間て、「うまく話せない」という悩みを持つ方が多くセラピーに来られたんですよね。

なので、私の中で、「うまく話せない」という悩みについても、「何がしたいかわからない」悩み同様、だんだんとデータベースができてきたので、今回はそんな話をシェアしたいと思います。

 

あ、ではまず、この、「うまく話せない」という悩みについての復習からスタートしたい思うんですけど、

セラピーに来て、「うまく話せない」と悩んでいる方に、

「もし「話し方教室」とかに行って、話すのがうまくなったら、あなたの悩みは解決する気がしますか?」

ってお聞きすると、たいていは、「解決しないと思います」って言われるんですよ。

そういう場合、その方が本当に悩んでいるのは、「うまく話せないことそのもの」というより、

自分が話すと、

「相手から○○と思われるんじゃないか」みたいに思ってしまうこと

に悩んでいたりするんですよね。

具体的には、自分が話すと、相手から、

「否定されるんじゃないか」
「嫌われるんじゃないか」
「怒られるんじゃないか」

「バカにされるんじゃないか」
「ダメな人だと思われるんじゃないか」
「「こんなことも知らないの?」って思われるんじゃないか」

「空っぽな人間に思われるんじゃないか」
「ヘンな人に思われるんじゃないか」
「つまらない人間と思われるんじゃないか」

「ガッカリさせてしまうんじゃないか」
「傷つけてしまうんじゃないか」
「見捨てられるんじゃないか」

みたいに、「自分が勝手に想像してしまうこと」に悩んでいるんです。

で、そういうことがわかった時、セラピーではどうするかというと、その方が、そんなふうに、

「相手から○○と思われてるんじゃないか」と思うに至る原体験

を扱うんですけど、そこがある程度解消されると、

「相手から○○と思われても、まぁいっか」みたいに、前よりも開き直れるようになるんですよね。

すると、その方は、

「気の利いた受け答えができるようになる」
「面白い話ができるようになる」

みたい方向で、「うまく話せる」ようになるわけじゃないんですけど、

前よりも緊張感がなく話せるようになったり、
「自分の気持ち」をもう少し言えるようになったり、

なんてことが起きるんです。
話し方はそのままだけど、そんな自分にもOK出せるというか。

 

あ、で、ここからが今回お伝えしたいことなんですが、私、セラピーで、たくさんの「うまく話せない」という方とお会いして思ったのは、

「うまく話せない人に一番良くないのは、うまく話そうとすること」

じゃないかって。

あ、これ、意味がわからないと思いますので、もうちょっとご説明しますと、

私、「うまく話せない」っていうのは、1つの個性だと思うんですよ。

「話す」って、だいぶ個人差がある能力なのに、それが苦手な人がうまくなろうとするのって、かなり効率悪い気がするんです。

この話を、ちょっと野球に例えてみると、「打撃はまあまあだけと、守備・走塁が全くダメ」みたいな選手って、

「守備・走塁は捨てて、代打で勝負!」

みたいなことするじゃないですか。

「できない自分」を含めた、自分の個性を認めて、自分の道を見出していくというか。

というか、「うまく話せない」って悩んでいる方って、

「うまく話せないから、友達がいない」
「うまく話せないから、彼/彼女ができない」

みたいことに悩んでたりするんですけど、実際は、うまく話せなくても、友達がいたり、結婚してる方なんて、たくさんいらっしゃいますからね。

私のセラピーでも、全然うまく話せない方なのに、人と仲良くできたり、結婚している方なんて、たくさんお会いしますよ。
(そういう方は、「うまく話せない」とは別のことで悩んでいるのですが)

なので、「うまく話せない」って悩んでいる方って、そんなに苦手な「うまく話せない」という部分を、あえて変えようとしなくてもいいじゃないかって思うんです。

あ、だから、テレビとかで「婚活」の特集を観てたりすると、よく口下手な人が、相談所の人に、うまく話せるように指導されている場面とかあるじゃないですか。

ああゆう場面を観ると、なんか憤りを感じるというか、

「なんで今さらそんな苦手な部分を変えようとするのかなぁ。一発逆転を狙う時は、そんな正攻法やってちゃダメなのに。そのままの自分でイイのに!」

って思うんですよ。

だって、最終的にあなたと親密になれる人って、そんな「うまく話せないあなたでもOK」って言ってくれる人なわけですから。

エッ、「そう言われても、うまく話せなくてもOKなんて、まだ開き直れない」ですって?

おっとっと、そういう方のためにセラピーがあるわけで、たとえば、自分が話すと、相手から、「相手から嫌われるんじゃないか」って思っている方って、

「自分 = 人から嫌われる」

(↑これは、「うまく話せない」ことより、よっぽどタチが悪い)

ってなっているんですよね。

そうなると、人は、「自分 = ○○」と思うと、実際にそうなりやすくなるので、セラピーでは、まずその傷を癒やして、書き換えていことをするんですよ。

そして、「自分 = 人から嫌われる」って部分が緩むと、「うまく話せなくても、まぁ、いいか」ってなっていくんですよね。

 

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あ、で、ちょっとここで話が飛びますけど、私、Cafe LOSERの企画で、

「うまく話せない人限定、婚活イベント」

みたいなことをしたいと思ってるんですよ。(笑)

というのは、私のセラピーやワークショップって、うまく話せいない、モジモジした方がたくさんいらっしゃるんですけど、

そういう方の内面を見てみると、とても豊かなものを持っていたり、すごく優しかったりして、感動することがあるんですね。

ただ、そういう方って、アピールが苦手だから、良いところが、他の人にわかってもらえてなかったりして、私、なんかすごくもどかしくなるんですよ。

なので、なんとかそういう方たちの良さを伝えられる、「婚活イベントできないかなぁ」って思ってるんです。

私、この10年、セラピーやワークショップで、たくさんのうまく話せない方たちと接してきたノウハウの蓄積がありますから、

きっとみなさんが、無理なく心を通わせる企画できるんだろうなぁ。(モワ~ン)

あ、「最初の1時間は、筆談だけ」とかやっちゃったりして。(笑)

うわ、なんかワクワクする!(笑)

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

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