成功法則の取り扱い方

ココロのコラム(雑記)

巷に溢れる、「成功法則」とやらに

ちょっと興味のあるあなたも
あまり興味のないあなたも

こんにちは。

餃子を焼く時間が短杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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「成功法則」って、いわゆる、

成功した人の目標を達成するための思想や手法を法則化したもの

で、代表的なものは、

「思考は現実化する」とか、
「引き寄せの法則」とか、

こういうのって、興味ある人とない人にハッキリ分かれますよね。(笑)

でも最近はテレビとか雑誌でも、「脳」のことが特集されることが多くて、こうすれば脳に良いとか、こうすれば願いがかなうとか、そういった話も多くなってきていますし、

専門書ではなく、一般的なメンタル本の中には、「悩み」の話だけではなく、「成功法則」的な話も一緒にセットで書いてあることも多いですから、

そういった本をお読みになった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

また、よくTVで見かける、働く女性の代表って感じの方も、そんな内容の本をいくつも書いたりして、

「成功法則」とかって、昔のように一部の人だけが知っているものではなく、もっと身近なものになってきていると思うんですよね。

でも最近思うのは、そういった「成功法則」も、やはり「適切な取り扱い方」があるんじゃないかと。

そこで今回のブログは、そんな「成功法則」に関して私が思うことをヨレヨレ書いていこうかなと思います。

で、そんな「成功法則」の代表的なものっていうと、

「成功をイメージすると願いがなかう」

こんな考え方ですよね。

確かにオリンピック選手とかが、実際の体を動かす練習以外にもイメージトレーニングするとか聞きますし、

ビックリしたのは、最近は高校野球でも、甲子園で優勝を狙うような強豪校は、選手にメンタルのトレーナーをつけて、

「どんなに負けていても、逆転するチームの姿」
「優勝旗を持って故郷に凱旋し、泣きながらお母さんに優勝を報告する姿」

とか、鮮明にイメージしたりしているそうなんですよ。

高校生がそこまでしてるなんて、スゴイですよね。
将来どんな子になるんだろう。(笑)

なので、そういう「成功をイメージする」ということは、無意識は「現実と妄想の区別がつかない」なんていわれていますし、目標を達成するのに、ある種、理にかなったやり方なんでしょうね。

私自身も実際そういった「成功法則」を生活の中に取り入れていますし。

でも思うのは、そういった「成功をイメージする」のような、「成功法則」を、まるで、

「成功の一番の要因はコレだ!」

のように信じてしまうのはどうなのかなと。

確かに、「成功をイメージする」ことは大切なんだと思うんですけど、実際は、例えばスポーツだったら、そんなことより、「日々のリアルな練習」の方がはるかに大切だと思うんですよ。

イメージトレーニングだけでは、オリンピックや甲子園に行けないですよね。(笑)

スポーツばかりじゃなくて、例えばビジネスで成功するとか、自分の目標をかなえるとかも、

そういうのも、「成功をイメージする」ことより、その人が「日々、実際にやっていること」の方が、はるかに大切なことだと思うんですよね。

ところが人と話をして気づくのは、「成功法則」をどうも誤解している人って結構いて、ただイメージしているれば成功できる、とでも思っているのか、

「イメージしているのに願いがかないません」

とか悩んでいる人、結構いるんですよ。(笑)

それでその上手くいかない理由を、

「イメージが足りなかったからだ」とか、
「実は自分が本当に望んでいることではないからだ」とか、

そんな風に結論付けちゃうんですよね。

これってちょっと違うんじゃないかと。

その人が「実際にやっていないこと」が一番の問題なんじゃないかと。(笑)

で、なんでこういうことが起きるのかというと、

「成功法則」の著者とかって、やっぱり、「これさえやっていれば大丈夫です!」的な語り口で言うわけですよ。

そりゃ、そう言ってくれた方がやる方も、やる方もヤル気が出ますし、そう言い切ってくれる人の本の方が売れるわけですよ。わかりやすいから。

予備校を見学に行って、そこの先生から、

「いやぁ、ここで勉強しても合格できるかわかりませんよ」って本当のこと言われるより、

「ここで勉強すれば大丈夫です!」って言ってもらえる方がヤル気出ると同じだと思うんです。(笑)

だから、「成功法則」の著者は、「言い切ってくる」と思うんですけど、それを一部の読者は真に受けるというか、誤解して、

「そうか、(実際にやっていなくても)イメージさえしていれば成功できるのか!」

って飛びついちゃっていると思うんですよね。

それって実際は「やっていない」その人に、非常に都合の良い、「言い訳と希望」を同時に与えちゃっているんですよ。

「成功法則」への依存というか、そういうの危ういんだよなぁ。

「成功法則」って、ちょっと冷静に考えれみれば、プラスアルファの話だと思うです。

「実際にやること」がもちろん一番大切で、プラスアルファとして、「イメージすること」も大切、

どちらかというより、その両輪が回っていることがいいんでしょうね。

なので私は、「成功法則」をこう捉えています。

「成功法則」は、成功の確立を高めてくれる手段の1つだと。
例えていうなら、試験の「過去問」のようなものだと。

高校受験とか、大学受験とか、何かの資格試験とか、そういうのって漠然と勉強するより、「過去問」やっておくと、試験の傾向がわかっていいですよね。

「成功法則」って、過去に成功した人たちが教えてくれるエッセンスですから、そんな「過去問」のような役割を果たしてくれるものなんじゃないかと。

でも「過去問」やったからって、必ずしも合格できるとは限りませんよね。(笑)

そんな風に「成功法則」を捉えていれば、「成功法則」に依存することもなく、上手く利用できるんじゃないかなと思うんです。

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

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