「鈴木先生」第7話

杉田隆史のこと

「鈴木先生」というTVドラマを

ご覧になったあなたも
ご覧になっていないあなたも

こんにちは。

ジムに行く途中、保育園児がみんなそろって、「ヤッホー!いらしゃいませ!ファイト!ファイト!」と言っていたのを聞いて、その言葉を連続させる意味を考え杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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あの、いきなりですけど、あなたは、

「盗んだバイクで走れなかった人」

って言葉をご存知ですか?

あっ、結構ご存知の方いらっしゃいますね。(笑)

そう、この言葉、私が、「どういう人に向けてこのブログを書いているか」を一言で表した言葉なんですよ。

もちろん、この「盗んだバイクで走れなかった人」の元ネタは、

あの尾崎豊さんの「15の夜」の歌詞からなんですけど、私がその言葉を使って表現したかったことは、

「学生の頃、そうやって盗んだバイクで走るような、明らかな問題を行動を起こす奴だけじゃなく、クラスで目立たない、一見「イイ子」(盗んだバイクで走れない子)に見える奴も、実は「イイ子」であり続けようと無理をして、心に闇を抱え、結構悩んでるんだぜ!
誰からも悩んでいることを気づいてもらえないし・・・

それに比べたら、盗んだバイクで走るような奴は、そういうことして自分の外側にSOSを発することができるだけ、まだマシだろ!」

って言いたかったんですね。(笑)
人生で損している「イイ子」の気持ちを代弁したいような感じというか。

だって、学校でグレていた奴に限って、そこですっかり発散できたのか、大人になって、結構ちゃんとした大人になっていたりしませんか?
ちゃんと働いて、結婚して、子供がいたりして。

それなのに、子供の頃「イイ子」だった人が、逆に社会に適応できずに、生きづらそうにしていたりするんですよね。(笑)

で、「ガマンしてイイ子やっていた私って何?」みたいに、その「報われなさ」に今になって気づいたりして。

「イイ子」って、ホント悩んでいても、まわりからは、「手がかからない」とか、「普通にやってるから大丈夫」とか思われて、そのツラさをわかってもらえないんですよね。

なので、私はこのブログで、そういった

「盗んだバイクで走れなかった人」の言葉にならない想いを言葉にしていきたい

と思って、これまで書いてきたんですよ。

なので、このブログに反応する人って、やっぱり「イイ人」が多いんですよね。(笑)

私のセラピーやワークショップにも、モジモジした「イイ人」ばかり来られるんですよ。(笑)

あっ、そういえば、私も小学生の頃とか、「クラスで一番マジメな人」というと、真っ先に名前があがるような、超「イイ子」だったなぁ。(笑)

先生に怒られて、立たされている人とかいると、「○○くんを許してあげてください」とか、先生に言っちゃうような子だったんですよ。

でもまぁ、それが大人になってからグレるんですけどね。(笑)

でもそんな私がこのブログを書いているから、無意識に

「イイ人」
「盗んだバイクで走れなかった人」

を引き寄せちゃうんでしょうね。

エッ、「ここまで聞いても、まだ「盗んだバイクで走れなかった人」の意味がよくわからない」ですって?

おっとっと、そんな方は、以下記事を読んでくださいねー。

(「盗んだバイクで走れなかった人」について書いたブログはコチラからどうぞ)

盗んだバイクで走れなかった人

 

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で、話は飛んで、ブログの冒頭の話に戻して、「鈴木先生」です。

みなさん、「鈴木先生」ってTVドラマご存知ですか?

あっ、これもご存知の方、結構いらっしゃいますね。

(「鈴木先生」についてはコチラからどうぞ)
「鈴木先生」

この「鈴木先生」、歴史的に視聴率が低かったらしいですけど、とても面白いTVドラマだったんですよ。

私、「金八先生」とか、「今を生きる」とか、今までたくさんの学園モノのドラマや映画を見てきたましたけど、「この先生イイ!実際に習いたい!」と思えるような先生はいなかったんですね。

でも、人のススメで何気なく観たこの「鈴木先生」の中に、はじめて「理想の先生」を見つけたような気がしたんです。

鈴木先生って、フェアで、生徒にも人気がある先生なんですけど、なかなか一筋縄ではいかない先生で、

ちょっと、というか、かなりヘンタイなんですよ。(笑)
大のモーソウ好きというか。

でも、それも等身大で、なんか好感が持てたんですけど。

で、その「鈴木先生」の中で、私が忘れられない話があって、それが「鈴木先生」の第7話なんです。

そう、今回のブログのタイトルです。

その第7話、「イイ子」というか、マジメな生徒の話で、私、この話を観た時、「こ、この子は、私だ・・・」って号泣しちゃったんですよ。(笑)

今まであれほど「盗んだバイクで走れなかった人」の気持ちを描いてくれたドラマは、観たことがないような気がしたんです。

でも私、それは「切なくなって泣いた」というより、

「よくぞ気づいてくれました!
よくこういう生徒にスポットライトを当ててくれました!」

みたいな気持ちで泣いてしまったような気がするんですね。

あっ、今書きながら気づいたんですけど、

私、よくブログ読者さんから、「ブログ読んで涙が止まらなかった」なんてメールやコメントをいただくことがあるんですけど、

私自身、「笑わそう」と思ってブログを書いてはいるんですけど、「泣かそう」と思ってブログを書いたことはないので、

「そこまで泣けるブログなのかなぁ」なんて思っていたんですよ。

でもそういうふうに言ってくださるのも、きっと、

「私の悩み、わかってくれる人がいた!」

という意味での「泣けた」もあるんでしょうね。

で、その「鈴木先生」、来年1月、映画になるんですって。

(「鈴木先生」についてはコチラからどうぞ)
映画「鈴木先生」

さっそく映画「鈴木先生」のホームページで見てみたら、私の心をクスぐる表現を発見!(笑)

「今の学校教育は、手の掛からない生徒の“心の磨耗”の上に支えられている」
「一見普通に見える生徒達ほど、心の中には鬱屈したものを抱えている」

いやぁ、わかってくれてウレシーなぁ。(笑)

ということで、私も、来年も引き続き、

「盗んだバイクで走れなかった人」に仕えたい

と思っています。

エヘへ、私、この「人に仕える」という表現がスキなんですよ。

(「人に仕える」という表現がスキな理由はコチラからどうぞ)

人に仕える

 

あっ、そういえばこの前、クライアントさんから、

「今の杉田さんは、盗んだバイクで走っている」

って言われちゃったっけ。(笑)

でも、確かに今はそうかもなぁ。(笑)

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

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