東京に
住んでいるあなたも
住んでいないあなたも
こんにちは。
「ソアリン」に感動して泣いたことを言ったら、「あれAIでしょ?」と妻から言われて今世紀最大に水を差され杉田です。(妻は子供のころから、「あのウルトラマン、背中にチャックあるよ」とかいう子供だったらしい 笑)
1週間お疲れさまでした!
えーと、今回は、ぜんぜんメンタルの話でも、みなさんに役立つ話でもなく、単なる雑談をしたいと思うんですけど(笑)、
先日、姪っ子が家に遊びに来たんですね。
で、東京案内をしたんですけど、グダグタな案内になってしまって、ぜんぜん思い出にならなかった気がするんですよ(笑)。
私、ぜんぜん東京に詳しくなくて、妻からは、
「都会に住んでいるのに、都会を満喫してないよね。それって都会に住んでる意味あるの?」
って言われてるんです(笑)。
あ、で、そんな姪っ子のこともあったので、今回は、「東京に住んでいる」ってことについて、ダラダラお話をしたいと思うんですけど、
私、東京に生まれ育っているのに、長い間「東京が故郷」って感じがしなかったんですよね。
というのは、まず、「故郷」って、自然があって、のんびりしていて・・・みたいな場所って気がしませんか?(笑)
東京って、そういうイメージとあまりつながらないですよね。
それに、私、子供のころ、夏休みになるとクラスの友達が、「田舎に行って」みたいな話をし楽しそうにていて、それが羨ましかったんですけど、
私は両親の親(祖父母)も東京に住んでいて、田舎がなかったんですよ。
なので、夏休みに帰省して、おじいちゃん、おばあちゃん、親戚とワイワイ大自然の中で・・・みたいな典型的な故郷の原風景がないせいなのか、
なんか故郷がないような気がしてたんですよね。
あ、もちろんわかってるんですよ。生まれ育ったところが故郷で、親の故郷が自分の故郷じゃないことくらい。
でもなんか東京って、「故郷」って言葉とつながりづらいだよなぁ。
東京出身の人に出会っても、「同郷の人」って感じはそんなにしないですし。
と、そんなこともあって、私、長い間、東京が「故郷」って言葉とあまりつながらなかったんですけど、妻からは、「住んでいる街が好きだよね」って言われるんですよ。
でも考えてみれば、今も生まれ育った街に住んでるし、他の街にも憧れはあるけど、本気では他の街に住みたいとは思ってはないので、言われてみればそうなのかなと。
あ、でもこういう話って、ちょっとおもしろいと思うのは、時々住んでいる街のことを「世界で1番好き」って人っているじゃないですか。
でもそういう人でも、そんなたくさんの街に住んだわけではないと思うんですよ。日本人の平均引越し回数は、3回らしいですし。
それなのになんで「この街が世界で1番好き」って言えちゃうのかなって。
それって、世界中の食べ物を10個しか食べたことがない人が、「世界で1番好きな食べ物は、3番目に食べた豆腐だ!」ってなるようなものじゃないですか(笑)。
世界にはまだたくさんの街があるわけですから、確率としては、他にもっと住みたい街がある確率のほうが高いと思うんですよね。
そういうのって、自分のパートナーのことを「世界で1番好き!」って思っている人も同じで、
実際はパートナーの対象になりうる世界中の何千万人?もの人と付き合えば(笑)、確率としては、他にもっと他に好きな人がいる確率は高いと思うんです。
結局、人は、「これが世界で1番スキだ!」って、「本人が思えば、そうだ」って話なんですよね。
で、こういう話って、
「これが1番やりたい仕事だ!」って思うのも、
反対に「他にもっとやりたい仕事があるはず」と思うのも、
同様なんでしょう。結局は、確率的にどうこうではなく、本人の満足の問題。
あ、なんか話が飛びまくっていますけど、姪っ子は、家に帰ったら、「東京より自分が住んでいる街のほうがいい」って言ってたらしいんですけど、
私も、東京って、人が多いし、せわしないし、物価高いし、住みやすい都市ではないと思うんですよね。
ではなにがイイのかっていうと、
「いろいろな人に”直接”見れる」
ってことじゃないかと思ってるんです。(”直接”が大切)
なんでそんなことがイイのかっていうと、昨年、このブログの「クライアントインタビュー」にご協力いただいた方が、こんなこと言われてたんですよ。

悩む前は、「自分が中心いる」という感じはあったんですか?

東京に出て行く前は、田舎で人間関係もずっと変わらず、わりと目立つグループに入れていて、なんか根拠のない自信みたいなのがありましたね。
でも東京に出てきてからは、自分が思っている人たちの輪に入れなかったりして、子供らしい万能感みたいなものがなくなってきた時に、なんかダメになった感じです。
私、これまで個人セッションで、全47都道府県のクライアントさんの相談を受けてきたので、こういった、
「人が少ない地域で生活していた方が、進学・就職で東京に出てきて悩む」
っていう話は、何度もお聴きしたことがあるんですね。
で、そういう悩みを言われる方は、東京という環境になじめなくて悩むわけですけど、対人的なの部分をいうと、
「これまで自分のことを説明する機会が少なかったがゆえに、自分のことを説明できない」
ってことに引っかかっている方が多かったんですよ。
これどういう意味かというと、たとえば、小学校から高校まで、同級生が変わらないとか、そういう固定した人間関係の中にずっといると、
「まわりの人に自分がどういう人間かいちいちアピール・説明しなくても、わかってもらえている」
という環境で生活をしているわけですよね。
たとえば、おとなしい人だったら、「あの人は、おとないし人だから」って、まわりの人が共有してくれていて、そう扱ってもらえていて、「おとなしい人キャラ」としての居場所があったりする。
でも東京に出てくると、その人のことを誰も知らないから、「自分から」、自分がどんな人間かアピール・説明しなといけないわけですよ。何度も何度も。
でも、これまでそういう経験があまりないから、そこでつまずいちゃう方っていらっしゃるんですね。
で、そういう方たちのお話をお聴きすると、私、「そうかぁ、自分では気づかなかったけど、東京で生まれ育ったことで、助かったことがあるのかもな」って思ったんですよ。
私、今も昔も人に対して、積極的に自分をアピール・説明する人間ではないし、アウェーな場所に頻繁に出入りすることもないですけど、
それでも東京に生まれ育つと、人が多いですから、
自分の意志とは関係なく、たくさんの人に会わざるを得なかったり、
言葉をかわさなくとも、いろんな人を直接目撃することになるんですよね。
そうなると、固定化した人間関係の中で生活している人よりは、自分にそのつもりはなくても、自分を説明する機会は、それなりに経験しざるを得なかったと思うんです。
それから、やっぱり単に「人が多い」ってだけでも、「上には上がいる」ってことを思い知る機会が多くなるわけですよね。
めちゃくちゃ頭が良い人
めちゃくちゃ何かに秀でている人
めちゃくちゃカッコイイ・カワイイ人
とかを見て、「オレ、ぜんぜんダメじゃん!」って、人生の早い段階で、自分の身の丈を思い知らされるわけですよ(笑)。
だから、東京で生活していると、「お山の大将」になりづらいと思うんです。
もちろん今はネットがあるので、いろんな人の情報を知ることができますけど、
ネット上で、めちゃくちゃ優秀な人、めちゃくちゃ何かに秀でている人、めちゃくちゃカッコイイ・カワイイ人の存在を知っているのと、
同じクラスに、そういう人がいるのって、ぜんぜんインパクトが違うと思いませんか?
私も、この世に自営業の人がいるのは知ってたけど、初めて自営業の人とまともに話をしてことで、「自営業という選択肢もあるのか」って思えましたし。
実物に直接会うって違うんだよなぁ。
(そんな話はコチラからどうぞ)

なので、私が、「東京で生まれ育ったことで、助かったことがたくさんあるかもな」って思ったのは、
「人生の早い段階座で、スゴイな人との違いを見せつけられたことで、自分の身の丈がわかったのかな? 実物に出会えたことで、選択肢を広げられたのかな?」
なんて思ったんですよね。
さ、ということで、今回は、本当に雑談でしたが(笑)、
私は、ずっと「東京が故郷」って感じがしなかったけど、
どうやら私の故郷の原風景は、自然とかではなく「住宅街」で、
移住しようと思って海外にも住んだけど、結局、東京に戻ってきて、
東京の人の多さはイヤだけど、そのおかげで、たくさんの人を直接見た・会ったことで、自分の選択肢が広げられて、
地元愛は薄いと思っていたけど、まあまあ地元を愛する人間になったって話です(笑)。
あ、そういえば、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」というドラマの中に、こんなセリフがありましたっけ。
「私はさ、東京生まれで元々田舎もないしよくわかんないんだけどさ、ふるさとっていうのはさ、思い出のことなんじゃない?
そう思えば帰る場所なんていくらでもあるし、これからもできるってこと」
んー、なんか素敵な表現だなぁ。さすが坂元裕二さんの脚本。
そういう意味では、バンクーバーも私の故郷なのかなって思うし、
もしかして、「人」も故郷になるんじゃないかな。
あ、みなさんは、生まれ育った場所を故郷って思えてますか?
「思い出」という故郷はありますか?
それでは今回はココまでにします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

