クワクワ

何がしたいかわからない

最近、ワクワクすることが

あったあなたも
なかったあなたも

こんにちは。

電車の中で小さな子供がオモチャの拳銃で「バンバン」言いながら撃っていた対象が心なしか私に集中していた気がし杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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今日は、「第12回 自己愛を活かす会」なんですよ。
いやぁ、みなさんにお会いするのが楽しみだなぁ。

最近この会、告知を出すと、すぐいっぱいになってしまって、なかなかご参加を承ることができないんですよ。

今回申し込みいただいたのに、お断りしてしまったみなさん、本当にごめんなさいね。

そこで今回は、その埋め合わせといってはなんですが、前回の「自己愛を活かす会」でのお話をここでシェアしたいと思います。

 

で、前回の「自己愛を活かす会」でお話したテーマなんですけど、

「やりたいことがわからない人」に対して、「ワクワクすることだけをしなさい。そうすれば、あなたのやりたことに出会える、みたいなこと言うけど、それは本当なのか?」

ってことでした。

まずは私が参加していたみなさんに質問します。

「ではこの中で、「自分が正しい道の上にいる」と思う方、いらっしゃいますか?」

数人の手が挙がったので、それぞれに、

「今やっていることにワクワクしていますか?」

と聞いてみたんです。

すると意外なのは、自分のやっていることを、

「いや、ワクワクというよりは、シックリくる」
「イヤじゃないって感じ」
「なんか続けてしまっている」

とか、「自分が正しい道の上にいる」と思っているみなさんなのに、あまり「ワクワクしていない」んですよね。(笑)

「でも自分のやっていることの中に、ワクワクすることも、もちろんある」んだそうです。

その感覚、私もわかるんですよ。

私も心理セラピストという仕事をしている今は、「自分が正しい道の上にいる」っていう感覚はあるんですけど、

だからといって、事務仕事を含めて、やっている業務が全部ワクワクするかというと、全然そんなことないですからね。(笑)

正直、文章書くのもスキではないし。(笑)

でも、クライアントさんから、「元気になりました!」なんてご報告を頂いた時は、そりゃ月に向かって吼えたいくらいウレシーんですよ。いわゆるワクワクするんです。

でも、総合的に心理セラピストという仕事をしていることは、「ワクワクする」というより、みなさんが言われたように、「しっくりくる」って表現する方が合ってるかなぁ。

もっと「静かな喜び」を感じているとでもいうのでしょうかね。

だから、「やりたいことがわからない人」に対して、

「ワクワクすることだけをしなさい。そうすれば、あなたのやりたことに出会える」

って、ちょっと違うんじゃないかと思っちゃうんですよ。

「ワクワク」って、「強いコーフンを伴う喜びがなくてはいけない」って感じがしません?

そうなると、自分の「やりたいこと」の実現に必要なことなのに、

「ワクワクしないから」
「強いコーフンを伴わないから」

という理由で、バッサリやらない人がいるんですよ。
それってどうなのかと。

そうしちゃうと、かえって「やりたいこと」がわからなくなったり、実現できないことがあるんじゃないかなと思うんですね。

ということで、そういった必ずしも強いコーフンを伴わない、「静かな喜び」を見過ごさないために、

「ワクワク」という言葉とは別に、私が考えた言葉があるんですけど、それは・・・

『クワクワ』

です。 (笑)

フゥー、これで今回のブログのタイトルが、ようやく説明ができました。 (笑)

あっ、なんで、心の奥で静かに感じている喜びをそれを『クワクワ』って言うようになったのかというと、

私がホワイトボードに書いた、「ワクワク」って文字がきたなかったので、『クワクワ』に読めちゃったからなんです。(笑)

だから、「自己愛を活かす会」の中で

強いコーフンを伴う喜びを 「ワクワク」
静かな喜びを 『クワクワ』

と分けることにしたんです。(笑)

といっても、それだけの説明では、まだまだ『クワクワ』の意味がわからないと思いますので、もう少しご説明させていただくと、

私、週4回くらいはジムのプールで泳いでいるんですけど、決して水泳を「楽しんで」やっているわけじゃないんですよ。

ジム行くのもめんどくさいし、泳ぎ始めても、「あぁ、あと700メールも泳がなきゃ・・・」とか思って泳いでいる。

ところが、いざ泳ぎ終わると、心地よい疲れと共に、ほんの10秒くらい、かなり充実感があるんですよ。
「いやぁ、今日も泳いじゃったなぁ。オレやるなぁ」って。(笑)

ということで、水泳は、私にとって全然「ワクワク」じゃないんですけど、

もし神さまから、

「じゃあ、お前から水泳を奪っていいのか?フォッフォッフォッ!」

と聞かれたら、

「や、やめてくだせぇ!」って必死にお願いすると思うんですね。

考えてみれば、水泳をやめようと思えばいつでもやめられるのに、4年以上も続いているんですよね。

私自身が気づいていなかったけど、きっと水泳は、私の生活の中で思っている以上に、「なくてはならないもの」なんでしょうね。

というこことで、こんなふうに、本人はあまり「ワクワク」していると気づいてないけど、実は、心の奥で密かに喜びを感じているもの、

それを、『クワクワ』 と呼びます。(笑)

あっ、意味わかりましたか?

よかったぁ。

 

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で、ここからが本題なんですけど、

私の友人やクライアントさんに、「何かワクワクすることありますか?」なんて聞くと、

「そこまでコーフンすることないです」とか、
「そこまで寝食忘れて没頭することがない」とか、

そんなふうに答えられる方が多いんですよ。

でも、そんな方に限って、実は5年も同じ習い事を続けていたりするんですよね。

確かにそれは、その人にとって「ワクワク」ではないかもしれないけど、

でも『クワクワ』ですよね。

そうそう、そういえば、昔、心理学を習った先生からも、

「本当の幸せというものは、薄味なんです」

なんて言われたことを思い出しました。

これも、『クワクワ』のこと言っているのかなって思うんです。

ほら、「好きな食べ物は?」って聞かれたら、

ラーメンとか、
から揚げとか、
焼肉とか、

みなさんいろいろ答えると思うんですけど、じゃあ、それを毎日食べられるかというと、そうもいかないですよね。

じゃぁ、「白いご飯」ならどうでしょう?
毎日食べられませんか?

この「白いご飯」も、『クワクワ』じゃないかと思うんですよね。

食べる時、強くコーフンしたり、「ワクワク」したりはしないし、「好きな食べ物は?」って聞かれて、あえて名前も出さないけど、

それでも「白いご飯」って、静かにスキな食べ物だったりする。

その「白いご飯」って、薄味ですよね。

「白いご飯」がない生活なんて、とてもさびしいと思いませんか?

これが先生の言われていた、「本当の幸せというものは、薄味なんです」てことなんじゃないかと。

 

ということで、話が全然まとまっていないのですが、最後にゴーインにまとめると、

「やりたいことがわからない」と悩んでいる人が、もし「意識的」にそれを探そうとするなら、

「ワクワクするか、しないか」だけで、「やる、やらない」を判断すると、よけい可能性が狭まっちゃうということなんです。

ヘンな言い方ですが、「ワクワクしなくても、試してみていい」んですよ。

たとえば私、正直、ブログを書くということ自体は、今も昔も全然ワクワクしないんですけど(笑)、

でも、「ブログを読んで元気になりました!」なんてご報告をいただく時は、マゲを結って、お城の天守閣で高笑いしたいくなるくらい、ワクワクするんですね。


↑ お前、マゲ結えないやん!(笑)

じゃあ、私が、「ブログを書くのはワクワクしないから」って言って、もし書かなかったら、どうなるでしょう?

おそらく、心理セラピストになれていないと思いますし、出版ラジオ出演もありませんし、

あなたがこうして、このブログを読んでいることすらなかったかもしれない・・・キャー!

ということは、私にとっての「ブログは書く」というのは、渋々書きながらも、実は『クワクワ』なんでしょうね。

エッ、「それって、やりたいことするには、<やりたくないこと>しろってことでしょ?
そんなこと、わかりきっているよ」ですって?

ギ、ギク!

そういうことかもしれないけど、その<やりたくないこと>が、

あなたが本当に<やりたくないこと>なのか、それとも実は『クワクワ』で、「ワクワク」につながっていることなのか、見極める必要がありますよー。

てな話でしたとさ。

単なる<やりたくないこと>なのに、それが「ワクワク」につながると思って、無理にやっていたり、

逆に、実は『クワクワ』なのに、「ワクワクしないからやらない」って人、多いんだよなぁ・・・

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

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